変わらぬカッコよさ、そして重さ。
★★★★★
LOVE TKOのEP以来、中西俊夫の作り出すサウンドのファンだ。UKから日本へ帰国後の第一弾アルバムということで、あのEPにもあった妖しいカッコよさが充満している。それはマイルスやイーノの音像の実にすばらしい発展形といっても良く、そこにニューウェーブ期を想起させるエッジのビシッと効いたギターが…また妖しくうねるのだ。なおCDはなんと六角形の変形ジャケットに入っている。もうその事実だけでも購入の価値あり、そして肝心の中身は末永く楽しめるものと太鼓判を押そう。今後も大期待します。