神の右席
★★★★★
とにかく次巻が気になるラストでした。
作者はどんどん書くのが上手くなっていると思います。
次は魔術師対一方通行を期待します!
13巻への序章
★★★★☆
上条に思いを寄せながら、それを必死で否定し、目を背けている美琴のツンデレぶりが非常に可愛い
それに対してアクセルレーターに純粋に慕うラストオーダーが可愛いし
さらに美琴には思わぬライバルが現れて、嫉妬する姿が可愛い。
この巻全体は、十三巻につながるまでの序章的な意味がありますが
それを別として、嵐の前の静けさ。
久しぶりに平穏を取り戻した学園都市での上条や美琴そしてインデックスと一方通行とラストオーダー
このシリーズのそれぞれの主人公とヒロインの日常を描いています。
何故、こんなに話の筋とは関係がない登場人物が現れるのか
主人公とヒロインの物語が、何故、ここで必要であったのか
その意味が理解でき難いところがありましたが、しかし十三巻を読めばそれも解決します。
十二巻で描かれる主人公たちの日常の姿と、それが一瞬で崩れてしまい激しい展開が襲う十三巻
このニ巻がセットとなって、物語は展開します。
正直、「とある魔術」シリーズは巻数が多いので購入をためらい。
とりあえず。イラストを見れば十二巻が面白そうだと購入しましたが、失敗だったとも思います
こんな展開で十二巻がかかれたなら、すぐに十三巻を買うしかないですからね。
ラブコメで小休止
★★★☆☆
9月30日。明日が衣替えの学園都市は、全学校が午前中授業だった。フリーとなった午後を利用して、大覇星祭の罰ゲーム、つまり、「私の言うことをきけ!」を実行する御坂美琴。奴隷となった上条当麻を引き廻して楽しむはずが、...
今回は、罰ゲームネタのラブコメを軸にしてます。素直になれない御坂と、そんな御坂の気持ちにちっとも気づかない上条。そして、そんな二人で人生が変わってしまったアクセラレーターと、ラストオーダーの日常が交錯します。インデックスもちょっぴり出てきますが、おまけぐらい。そして、御坂のライバルとして、御坂妹も...意地っ張りツンでれと素直が争うと、どちらに軍配が上がるんでしょうか。ただ、上条の場合、あまりに鈍感すぎるので、先に告白したほうが価値かも...そして、事件も緩やかに起こりつつあり、そちらの詳細は、次巻で明らかになるようです。シリアスモードの前の一休み、というところでしょうか。次が楽しみです。
科学と魔術が交差するとき・・・
★★★★★
レビューのタイトルにも書きましたが
この巻を一言で言い表すとすればコレに尽きると思います
話の中、二人の少女の平行した道が交わるかと思えばすれ違い
そして能力者(少年たち)のもとへと辿り着く・・・・
主人公たちは勿論ですが、トップ同士の戦いである
アレイスターVS前方のヴェントにも目が離せません
漫画化、ラジオドラマ化と最近ますます株が上がりつつある
「とある魔術の禁書目録」 できれば、この勢いに乗って
禁書目録計画の三番目としてアニメ化までいってほしいです
13巻は「とある魔術」至上もっとも熱くなることを希望します
1巻まるまる嵐の前の静けさ
★★★★★
こんなお話を待ってました。元々個性のあるキャラクタばかりですから、日常も普通にいかない。どんどん脱線していくし、ちょっとエロっぽくもあり。普通に書いても飽きないところを、それぞれ平行して物語を複数走らせていくのは流石です。そして唐突に次巻への導入となっていくわけですが、直前までのまどろみ感は大好きです。