2002年夏。東京国際フォーラムで行われたKAT-TUN初の単独コンサート。55万人もの応募が殺到した伝説のステージは、デビュー前とは思えぬパワフルな魅力にあふれ、観る者を惹きつけずにはいられない。亀梨和也×上田竜也による緊迫のケンカバトル、鉄パイプを振り回し、不良を気取る田中聖、得意のジャグリングを披露する田口淳之介、『愛してる 愛してない』をセクシーに魅せる中丸雄一、そして、『君を想うとき』を甘やかに歌い上げる赤西仁。6人の、初々しくも自信に満ちた表情は必見。コミカルに童謡を歌ったり、堂本剛からの提供曲『離さないで愛』にも応えるなど、チャレンジングな試みも楽しい。KAT-TUNの原点が凝縮された1枚。（みきーる）