確かに、「カラスWii」ですが……
★★★☆☆
シューティングコレクションとあるように、
同社作品であるカオスフィールドやラジルギも遊べるカラスWii。
……しかしパッケージ裏には確かにカオスフィールド・ラジルギ両作品も
プレイできることが明記されているものの、最初の状態ではこの2作は遊べません。
マイルストーンは某メモリーズの1件を知らないのか、これはちょっと駄目かなと思います…
せめてただし書きだけでもした方が良い様な気もします。
(それ以前に本来なら初めから遊べるようにするべきですが)
全体的にステージ間のロードも少し気になりました。
ゲーム内容について簡単に説明すると大体こんな感じです。
・カオスフィールド:珍しい横画面縦STGで所謂「道中」は無く、
5面×3エリアの全15体のボス戦のみで構成されています。
攻撃の緩い「オーダーフィールド」と攻撃の激しい「カオスフィールド」と
2つに分かれているのが特徴です。
・ラジルギ:こちらは一般的な縦STGで道中あり。電波・電池マークが
自機のステータスを表しており携帯電話のような感じの画面です。
トゥーンシェードを使ったグラフィックで、アブソネットという
「ギガウイング」シリーズのようなシールドを上手く使って
スコアを稼いだり敵弾だらけの状況を切り開くことがこの作品の肝です。
・カラス:基本的にラジルギのシステムを少し変えたものです。
ショット・ソード・シールドそれぞれの武器に経験値という概念があり、
均等にレベルを上げることがハイスコアへの近道となります。
クリア自体はシールドさえ強ければ簡単(真ボス撃破は別)で、
4面中ボスまでは一切操作しなくても進めてしまいます(笑)
カオスフィールドは☆1.5〜2、ラジルギは☆3、カラスは☆5がそれぞれの私的評価です。
GC・PS2版のようなおまけモードは無く、
Wii版の特典としてはサウンドテストのみと寂しいですが、
5000円程の比較的手頃な値段なので、
クラシックコントローラをお持ちの方であれば手を出しやすいかなと思います。
余談ですが、私のHNはラジルギから取りました。