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イブン・バットゥータの世界大旅行―14世紀イスラームの時空を生きる (平凡社新書)

価格: ¥998
カテゴリ: 新書
ブランド: 平凡社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:家島彦一/著 出版社名:平凡社 シリーズ名:平凡社新書 199 発行年月:2003年10月 関連キーワード:イブン バツトウ-タ ノ セカイ ダイリヨコウ ジユウヨンセイキ イスラ-ム ノ ジクウ オ イキル ヘイボンシヤ シンシヨ 199 いぶん ばつとう-た の せかい だいりよこう じゆうよんせいき いすら-む の じくう お いきる へいぼんしや しんしよ 199、 ヘイボンシヤ ヘイボンシヤ 7600 へいぼんしや へいぼんしや 7600、 ヘイボンシヤ ヘイボンシヤ 7600 へいぼんしや へいぼんしや 7600 モンゴルがユーラシア大陸を席巻していた十四世紀。広大なイスラーム世界と、隣接するアジア・アフリカを生涯かけて旅してまわった男がいた。その長大な記録『大旅行記』の日本語完訳者が、イブン・バットゥータの旅の全容をたどり、そこから浮かびあがる、かつての世界システムの姿を描き出す。移動・交通・交易の活気
副読本という位置づけ ★★★☆☆
他のレビュアーの方も書いておりますが、この本はあの浩瀚な「大旅行記」のそばにおいて利用するためのものだと思います。これを読んで「大旅行記」が読みたくなった!というものではなく、筋や全体像を見失うことなく「大旅行記」を読むための副読本ですね。

ちなみに、著者の結論ではイブン・バットゥータは中国までは旅行してないということらしいです。
訳本と一緒に読むと非常に役に立つ ★★★★☆
家島氏が訳された「大旅行記」を2巻まで読み終えたところで、こちらの本を読んだのですが、印象としては入門書ではなく、訳本で説明できなかった箇所を補足した副読本のように感じました。
訳本には膨大な注釈がついているのですが(1巻当たり500以上)、それでも文化・背景に関するまとまった説明はないため(旅程自体の詳細な説明は各巻にあります)、何故このような長距離な旅が可能だったのか等、当時のイスラム世界の文化に関する説明は大変役に立ちます。

ただ、この本自体が単独で面白いのかというと、残念なことに訳本の美しい詩文も興味深い挿話もほとんど紹介されていませんし、中世のイスラム世界に関する考察本としてはさほど深い内容ではありません。
しかし、基本的に要約本が本編より面白いことはありえませんし、そこの所を踏まえた上で言うならば、この本には訳本の難解さに苦しんでいる読者にとって気分転換と視点を広げることにより、さらなる興味を抱かせる効果が十分にあります。著者の言う「訳本では忠実な訳解に徹しすぎたため、説明できなかった箇所を解説した」という目的は果たされていると思います。

原本を読了して「大旅行記」をたどる旅に行きたい ★★★★★
 東洋文庫「大旅行記」(全8巻)が完成したのを機に著されたそれへの入門書。これを読んで、原本を、近い将来、まとまった時間を取って是非読んでみたいと思いました。この時代以前から近代に至る長い間、イスラム世界が人類の歴史において意義ある役割を果たしたことを現代においてしっかり理解しておくことは不可欠だと思うからです。また、アジアやアフリカがその時代、決して野蛮とは言えない文明をも展開していたことを具体的に知っておきたいと思うからです。

 長大浩瀚な著書は、いきなり原本に取り付いて挫折するより、最初に概要なり背景なり、現代における意義なりを示してもらった上で読むほうがその高い峰に立ちやすい、ということはしばしば経験することです。何よりも、その本を読む価値があるかどうかを判断する情報を厳選しつつ示してくれる入門書はありがたいものです。その意味では、地味な本ですが、良くできていると思います。とりわけ、著者が、ほとんどの地を再訪しているところはすごい。私は、家島先生と「大旅行記」をたどる旅、などというツアー(多分、数回に分けてやることになるでしょう)があったら是非行きたい、と思ったものでした。もちろんその前に原本を読了して。

『大旅行記』の要約 ★★★☆☆
 イブン・バットゥータ『大旅行記』全8巻を東洋文庫から訳出した家島氏が、その内容をわかりやすくまとめたもの。旅行ルートの検討に加え、豊富な写真が収められており『大旅行記』を読む際に脇に置いておくと楽しいだろう。

 内容は旅行ルートを追っていくことに終始しており、退屈な印象は免れない。モンゴル帝国、イスラム世界、アジア海洋貿易圏をからめた、ヨーロッパ中心史観への反証も中途半端で新鮮みに欠ける。
 著者がしばしば強調して言うような、このような大旅行がなぜ可能だったかという点をもっと詳細に論じてくれれば面白かったのではないか。

労作だが、「大旅行記」の紹介に終わっている ★★★★☆
 イãƒ-ン・バットゥータの「大æ-...行記」ã‚'æ-¥æœ¬èªžã«ç¿»è¨³ã-たè'-è€...が、「大æ-...行記」ã‚'ç' æã«ã-ながら、人é-"にとってのæ-...の意義ã‚'考えるとともに、å½"時のイスラム及びä»-のä¸-界ã‚'ç'¹ä»‹ã-ようとの意図でè'-ã-た本である。

 その意図が成功ã-ていれば、æ-¥æœ¬ã§ã¯ç"»æœŸçš„な本となっただろうが、残念ながら、ほとã‚"どは大æ-...行記のç'¹ä»‹ã«çµ‚わっている。確かに、å½"時のイスラム・インド・アジアの交æ˜"ルートがæ-¢ã«ç™ºå±•ã-ており、ã"れはその後ヨーロッãƒ'諸国がã"の地域ã‚'æ"¯é...ã™ã‚‹æ™‚代においても継続発展ã-たã"となど、「西欧中心史観」ã‚'是正する試みは成功ã-ているが、それã‚'è¶...えて、経済・æ"¿æ²»ãƒ»æ-‡åŒ-の各面で、イスラム・アジアの状況や相äº'交流ã‚'より詳ç'°ã«ç«‹ä½"像åŒ-するã"とには成功ã-ていない。

 ただ、大æ-...行記のç!'¹ä»‹ã¨ã-てはコンãƒ'クトにまとまっているã-、æ-...行ルートã‚'è'-è€...自身が歩いて、æ'®å½±ã-た写真も豊富に盛られているなど大変なåŠ'作であるã"とはé-"違いない。なお、アラãƒ"ア語ã‚'多くå...¥ã‚Œã-るã‚'å¾-ないã"とは分かるが、そのため、やや読みにくくなっている点は、今後æ"¹å-„ã‚'期å¾...ã-たい。