ノリにのったジョン・ウィリアム
★★★★★
ジョーズ、未知との遭遇、スターウォーズと当時ノリにのっていた映画作曲家ジョン・ウィリアムズの絶頂期の頃の作品。
本作以降も「ET」や「インディジョーンズ」などの傑作を残しているので、本サウンドトラックも素晴らしい出来映えだ。
一般的な映画への評価は別にして個人的にはスピルバーグ作品の中では「1941」が一番好きだ。
これだけの巨費を投じた「おばか映画」は他にはないからだ。(オースティンパワーズ3もあるけど…)
パワーズ3にスピルバーグが友情出演していることからも、スピルバーグは本当にこの手の映画が好きなのであろう。
ジョン・ウィリアムズもとても楽しんで作曲したに違いない。
チャイコフスキーの「1812」のパロディかテーマ曲には大砲の音を入れている。
全体的には1941のテーマをベースにした曲の繰り返しが多いが何とも楽しい。
ジョンベルーシの肉声が入っているのも面白いし、ジャケットがコミカルなイラストだけというのも良い。
1941好きな方へはお薦めの一枚。
というより手に入る内にどうぞ…。