2006年の「ブルーシェル」さんの投稿とほぼ同じです。
表紙は確かに元のスペイン版の方が内容に即して毒々しくて魅力的ですね。
予想外につまらないものと予想外によかったのとが同居していて、これはこれで楽しみました。
工程図の紙表のトーンが妙に暗いのはいただけませんね。これなら稜線だけでもよかったみたいです。
「ブルーシェル」さんより少し甘くして★四つです。

難解な折紙の本ですが、折紙を愛する方々のサイトをみてまわっていると
「Seres de Ficcion」も手に入れておきたくなります。
この本は、その英語版です。

「Seres de Ficcion」の本は、スペイン語です。
折り図だけでも作れますがスペイン語よりは英語のほうが
よりわかりやすいことが多いと思います。

残念なのは、もとの表紙が強いアピール性のあった毒々しい雰囲気で
気に入ってたのですが、スッキリとしてしまいました。
それに、内容のいくつかの折り図はネットでも公開されています。
この本の折紙が気に入れば星４つでも5つでもいいわけですが、
客観的にマニアックで難解な本だと言うことで星３つにしておきます。
でもこれから難しい折紙に挑戦していくかたには良い本と思います。

トロル、箒で飛ぶウィッチ、サテュロス、3首の竜、スフィンクス,　etc
空想や神話の生物の魅力的なコンプレックス折紙です。

あと、中はコピーが濃く出てしまったみたいに
折紙の表のトーンが妙に暗いんです。
暗い中に線や印があるので、なんだか見にくいのも辛口点の理由です。