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抗菌薬マスター戦略 -非問題解決型アプローチ-

価格: ¥5,400
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: メディカルサイエンスインターナショナル
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抗菌薬学習のベストの一冊 ★★★★★
とかく煩雑で退屈になりがちな抗菌薬の種類と用途について明解に記載されている。
初学者向きであるが,抗菌薬の使い分けに関していまいち自信のもてないベテラン医師にもお勧めである。

最大の長所は,記載のバランスのよさである。必要なポイントがマニアックにならない程度で十分に解説されている。
バランスに加えて興味のもたせかたが上手で,読み進めようという意欲が全くさまたげられない。結果として,短期間で抗菌薬に関する知識が目に見えて充実する。

同様の情報量を提供する類書も多いが,読ませ上手という点ではベストの一冊である。
読者の興味を高めようとする意思が感じられ,記載項目をもれなく事務的に羅列しがちな和書教科書と比べ,医学教育で先進的な国で鍛えられた著者の実力を感じさせる。
もう少し踏み込んでほしい ★★☆☆☆
初学者用と思う。
臨床経験を積んだ人が読むと、ふぅんといった感じに終わってしまう。
もう少し踏み込んで解説がほしいところ。
教科書に書いてある抗菌薬の一般的なことを書き連ねたものなので
この本でなくともそれは代学可能である。
シンプルイズベスト ★★★★★
感染症治療、その幹となる部分がギュッと濃縮されている本。
エッセンスを際立たせるため、内容を極限まで削って作られており、感染症の原理原則ともいうべき、大きな骨組みが理解しやすい。
(ただし、ルールには例外があり、そこはわかりやすさを優先してあえて述べられていなかったりもします。)
感染症の世界を俯瞰し、“新しい世界観”を得ることができるのではないでしょうか。

訳本ですが、日本語はわかりやすく、訳者のユーモアまで感じさせてくれます。

学生から指導医まで、どのレベルの人が読んでもそれぞれ得ることがある本だと思います。
Felsonの抗菌薬版 ★★★★★
■細菌を「敵」,抗菌薬を「武器」に喩えた概説が、文学作品の一節と共に、各節の扉に
 提示される。
■各節は、次節への伏線となっている。
  1節で、敵(細菌)の特徴を3つ浮き彫りにする。特徴は、そのまま弱点となる。
  2節では、各弱点に対応した武器(抗菌薬)が紹介される。
  3節では、敵(細菌)別に、その素性と対策とが教示される。
  4節では、疾患別(臓器別・部位別)に、敵の素性が明らかになるまで(培養を待つ間)
    の武器の使い方(処方)が議論される。
  5節では、症例問題を通して、4節の具体的復習ができる。
    設問の配列が上手で、“抗菌活性の狭いものに切り替えていく”過程を示すように
    工夫されている。 
  6節では、50問の5択問題に取り組むことになる。
■数頁ごとに確認問題が付されている。リズム良く記憶を確認でき、読解の助けとなった。
■監訳者序文には、「読後にある種の世界観を獲得していただきたい」とある。
 通読してみて、個々の細菌に、個性と親しみとを感じるようになった。
 抗菌薬の処方を自分で考えてみたくなった。
■著者序文には、「心電図や胸部X線写真の訳のわからない複雑さは、これらの検査のもつ
 原理・原則を理解し、納得すれば消失するものである。抗菌薬選択の難解さについても
 同じなのである」とある。
 DubinやFelsonが好きな者には、楽しい読書となるだろう。
 しかし、DubinやFelsonよりも、論理展開が繊細である。
■通読には、32日を要した。ただ、寝る前の時間をあてた。
感染症の入門に最適! ★★★★★
抗菌薬、微生物、経験治療について順に図表を用いてわかりやすく解説されています。
訳も大変読みやすいです。
巻末問題も大変実践的で、記憶の定着によいです。
基本的な内容ですが、細菌の構造から、薬理学的な内容も要領よくまとめられており
ある程度学ばれた人も、読んで収穫があると思います。
量も1週間ほどで読める程よい分量です。