何かが足りません
★★☆☆☆
今や任天堂ゲームの一つの顔”ファイアーエムブレム”シリーズ、『封印の剣』『烈火の剣』の小説化。上巻は『烈火の剣』「リン編」の最後までと「エリウッド編(+ヘクトル編)」の途中までです。
結構楽しみにして購入したのですが…。ゲーム中の文章をそのまま小説にしてみました、という感じです。
セリフのほとんどはゲーム中に見ることができるもので、この点はある程度はしょうがないとしても、文章自体に何度も読みたくなるような面白みがあるとは感じませんでした。ゲーム小説としたら、こんなものでしょうか。(それでも、以前読んだドラクエ小説はもっとおもしろいと思った記憶があります…。)
一度でもゲームをプレイしたことのある方は、無理に読む必要はないと思います。
挿し絵は『封印の剣』のキャラクターデザイナーの金田さん(他にもいろいろなゲーム小説の挿し絵を手掛けられている方です)なので、言うことなしです。金田さんファンの方はどうぞ。
絵は最高
★★★☆☆
前作封印のイラストレーター、金田榮路氏がイラストを担当していると聞き買いました。金田ファンとしては烈火絵を見ることができ幸せでした。個人的にはカバーイラストより内のカラーの方が彼女らしさが出ていると思います。一方の話はゲームそのままを書いているような印象をうけました。もっとオリジナル的な、外伝話を期待していたのですがゲームノベル(買うのは初めてなので)はどれもこんなものでしょうか?とりあえず私的には読書用ではなく鑑賞用です。
何ですかこれは?
★☆☆☆☆
まず第一にイラストが痛すぎます。
彩色がど下手な上に、横に無理やり引き伸ばしたようなキャラクターの体形!
ああ、もう見てられない(よよよ……)。
そして文も……
まあまあかな
★★★★☆
自分はゲームをやらずにこの小説を読みましたが、ストーリーもわかりやすくかなりたのしめました。でもゲームをやった友達が抜けているストーリーが多いと言っていたのでそれが残念です。でも自分ではかなりいい商品だと思います。ぜひ1度読んでみてください。