ランス02、ハルウラレ、わいどにょを一通りプレイし終えてのレビューになります（今回の主力と思う3点を挙げました）。

ランス02は、ダンジョン探索がメインのゲーム。
リメイク作品となるがシステムはそのままなので、最近の戦国ランスなどに慣れているとキャラの移動、選択肢の多さが面倒に感じられるかもしれない。
ワンフロアークリアして戦闘と移動に慣れてしまえば、かなり楽しめると思う。

ハルウラレ、これはシステムをもう少し改良すれば、単品販売できるポテンシャルを秘めた作品。
大悪司の○○システムを昇華させた内容だが、なんかもう発想が面白い。
もっとキャラ別の色を確立させ、客の要望も増やすといったことができれば化ける。

最後に、わいどにょ。
前作のままにょにょは未プレイだけど、一番ハマった。
とにもかくにも一種の作業ゲーなんだけど、アリスソフトファンにとっては作業にならないゲームだろう。
総勢120人の過去アリスソフトに出演したキャラを使って窟を攻略していくといったゲーム。
仲間になる順番はランダムで、いつ自分の”嫁”が仲間に加わるかもわからない。
だから僕はありったけの経験値とドーピング薬を使わずにとっておくんだ。

2010年3月7日加筆

※パッチ情報はver.1.04まで公式HPにて公開中。女の子モンスターや異次元MAP追加など、ほぼ、ファンサービスと捉えてもいい修正パッチ。

CDだけでも十分に価値はあると思います。ただ価格がある程度しますので、ゲーム自体も面白くなければいけません。しかしランス、わいどにょをはじめ、いくつものゲームが用意されており、価格以上の価値はあると思います。私は満足しました。

辛口のレビューとなります。


作品一つ一つは決して悪くない。
しかし、それぞれが「佳作」止まりであり「優秀」までいかないものばかり。

加えて入っているのは「リメイク」と「後日談」が中心であり新鮮味が無い。
個人的に期待していたわいどにょに関してはエロが全く無く、単純作業の繰り返しになってしまいます。

50点のゲームを2本合わせても100点という評価にはならないんですよね。3本でも4本でもそれは同じ。
いくつ加えても心に残らなければ高得点にはなりません。

そしてこの2010アリスには60点代のゲームが詰め合わさっています。

まず、このFDはある一定のゲームに対してのFDではなく、アリスソフトというメーカーが好きな人のためのFDなので予め注意しておいてください

・ランス02
アリス2010のメイン的タイトルだと思いますが、完全にリメイクのため古臭さがあります。シリーズはランス6などからしかプレイしていない、私としてはシステム的には、ランス02改の方が楽しめました。シナリオも初プレイでしたが、シナリオはシリーズのまとめサイトのようなところで知っていたので新鮮とまではいきませんが、面白かったです

・ハルカVSエスカレイヤー
エスカレイヤーは未プレイでハルカも、いまだに本編を完全に消化仕切れていない私ですが、ファンにとってはうれしい内容ではないでしょうか。ただ、結構短いのだけは覚悟しておいてください

・ばにっしゅ
こちらも本編はうろ覚えですが、短いながらも本編好きには期待しすぎなければ楽しめる内容

・わいどにょ
前作を上回る難しさです。システム面は改善されているため、遊びやすさは高まりましたが、新キャラ、やり込み要素を含め、さらにファン向けのゲームに仕上がったように思えます。ただ、ハマると止められない中毒性は相変わらずでした

・はるうられ
いい意味で一番期待を裏切ってくれた作品。女の子の使い方など、試行錯誤しなくてはならないため、ゲーム性はなかなか高く、ミニゲーム的な位置付けで終わるのが勿体無い出来


他にもミニゲームがありますが、あくまでミニゲームなので期待はしないほうがいいと思います。ただ、はるうられは面白いので一つの製品として販売してほしいくらいです。アリスソフトの前作のFDと比べるとボリュームは下がったように思えますが、アリスソフトの各作品に思い入れがある方、アリスソフトが好きな方にはオススメです

ゲームは他のレビューのとおり。面白いですがそんなに突飛出たものはありません。ですが私はランスは6→5→戦国と入り、知識の多くはWikipediaで補充してたのでとても楽しめました。

あとおすすめはアリスサウンドコレクション8。shade節がかなりあり、作曲家shadeが好きな人はとても気に入ると思います。入ってる曲も全24曲、内アレンジ18曲、オリジナル6曲の大ボリューム。まだでてない新作『大帝国』の曲が入っていたのも良かったです。

shade節が好きな私はとても満足できるものでした。 アリスファンでなくとも興味があるなら十分買いだと思います。