既に１作目でかなりの傑作スコアが作曲されているにもかかわらず、更にシリーズを代表するテーマ曲の１つと言えるスコアが新登場します。
・１曲目：特に後半の「ダーズリー家からの脱出」は、空飛ぶ車で迎えに来たロンたちと脱出するシーン。ハリーのテーマ曲全快で、オープニングから手に汗握ります。
・ジョン・ウィリアムズのサントラ２曲目を飾るこのスコアこそ本作のメインテーマ「不死鳥フォークス」１３曲、１８曲でもこのスコアが展開されています。不死鳥「フォークス」はハリーにとって【重要な鍵】を握る『役割』が任されていました。そのテーマ曲は、とても優雅でファンタジックであり、力強さや”癒し効果”をも兼ね備え、ジョン・ウィリアムズの代表的な傑作スコアと言えます。
・５曲目：乗り損ねたホグワーツ行きの列車を空飛ぶ車で追いかけるシーン。これまた手に汗握るシーンの連続で、スコアと映像のコラボレーションが素晴らしい。スコアを聞くだけでもワクワクしてしまいます。
・１４曲目：３曲目と同様にダークなイメージで、気軽に聞くスコアとは言い難いですが、実は非常に【重要な意味】を持つスコアなんです。
第１作に登場した「ヴォルデモートのテーマ」が再び登場しているからです。後半のスコアで、静かに登場して、次第に勢いを増していき、最後は強烈に響き出す凄いスコアで締め括っています。
何故、このスコアが登場したかは既にお分かりのはず。
・エンディング(２０曲目)：１作目からおなじみとなったスコアですが、残念ながら、サントラは【不完全な形】で収録されています。映画のエンディングでは、２０曲目→２曲目→３曲目の組み合わせとなっています。”お楽しみ”のエンディングロールは、最後の最後まで観られましたでしょうか？

利用初です！このサントラって、なんでこんなに安いんですか?
それだけ聞きたいです。あと、スペシャル～っていうのはサントラとどう違うのですか?速く教えてくださ～い！！

　これは悲しきかなヒットしなかったサントラ。スペシャルエーディション(第２弾)も出てるけど、普通に聴くだけならこっちでよいです。音質も同じ、第２弾と違うのはスクリーンセーバーが付いているだけです。

なんか聞いてるだけで恐ろしいバジリスクとの対決・・・
コリンクリービーとの遭遇・・・
不死鳥フォークスの癒しの力・・・
空飛ぶフォード・アングリアでの飛行・・・
などのシーンが目の裏に浮かんできます。
ぜひ聞いてください。

ジャケット写真が美しく、この映画の感動を、あらためて彷彿させる。
　２０曲はおのおの素晴らしい。
　情報源として十分楽しめる日本語解説は、興味ぶかくておもしろい。どこをとっても、捨てるところの無い名盤である。

初回盤に封入されている、ハリー・ハーマイオニ－・ロン・ダンブルドア校長・ハグリッドの、５枚のＣＤサイズカードは、ファンにとって非常に嬉しいセット。