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これでわかったバイオメトリクス

価格: ¥2,520
カテゴリ: 単行本
ブランド: オーム社
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初学者向け ★★★★☆
この本が出版された当時はバイオメトリクスの本が見当たらずとても重宝しましたが、
今となっては内容に古さを感じます。

とはいえ基本は押さえられているので、バイオメトリクスの初心者には
役に立ちそうです。
表紙がダサイが内容は期待以上だった。 ★★★★★
本書はかなりまとまりのある内容で、入門書としても標準教科書としても高く評価できる。

前半では、バイオメトリクス認証技術が生まれる背景や、その他の認証技術との位置づけなどが書かれている。そして第3章では「指紋」「掌形」「静脈」「顔」「耳介」「網膜」「DNA」「声紋」「署名」などの各認証方法について、概略や導入事例、特徴などが一つ一つ説明されている。後半はこれらの技術とICカードとの連携について述べたり、複数の認証技術を組み合わせるマルチモーダルについても触れられていて、かなり幅広い項目・分野にも記述が及んでいる。

そして、この本を読んでいて思ったのが、文章の書き方がとても上手いということ。非常に読みやすく関心した。これはあたり前のことだと思うが、最近は校正がずさんなものもよく目にするので、是非この本を見習って欲しい。
もちろん、図やイラスト、表なども適宜盛り込まれていて、理解の助けとなっている。

照合時などのアルゴリズムなどは文章で簡単に説明が載っているだけなので、アルゴリズムのサンプルなどを主に求めている人にはあまりお勧めできない。

以上、バイオメトリクス認証技術の概観を知るには本書を読めば広範囲に学ぶことができる。説明も難しすぎず簡単すぎずで上手く書かれていると思う。もちろんもっと詳しく知りたいという人には、各項目ごとに参考文献が挙げられているので、それを参考にするのも良いだろう。
この分野の入門書は他にもいくつか出ているが、この本が一番読みやすく、全体のバランスもいいと感じた。

これでわかったバイオメトリクス ★★★★☆
本書は、国内初めてのバイオメトリクス(生体認証)技術を扱った書籍である。執筆は、日本自動認識システム協会のバイオメトリクス部会の委員が行った。各社の製品担当の部分を執筆しており、構成、内容ともバランスがよい書籍となっている。この分野について知りたい人には最適な書籍と言える。ただし、本書の目的は入門書という位置づけであり、専門家に対しては少々もの足りない部分もある。