付録はUbuntu 10.04のCD-ROMと導入ガイドブック
★★★★☆
今号は何と言っても、最新のLinux OSのUbuntu 10.04が収録されたCD-ROMとその導入のためのガイドブックという付録がゴージャス。
何回か、Ubuntuは試してみたけど、なかなか使いこなせない自分だが、この別冊の冊子があれば、なんとか使えるようになるかも。
そのほかでは、やはりiPad。厳密にいえばPCではないiPadもこれだけ話題になればPC雑誌でも取り上げざるを得ないのだろう。
その他ではPC夏モデルの紹介。でも、何度も書くけど、本当に最近のPCの新モデル発表の記事には心が躍らない。
面白かったのは「MADE IN JAPAN」という特集記事。国産PCの歴史からなぜ、日本でiPadが生まれなかったのか、とか、PC以外の日本製品の頑張りとか、日本製のソフトウェアやwebサービスとか、読みどころが多い。
自分的には、消費者として、いいものであれば、国産製品にこだわる必要はあまり感じないけど、技術大国と呼ばれた日本の没落を見たくない気もする。なかなかいい特集だった。