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世界の夢の本屋さん2

価格: ¥3,990
カテゴリ: 単行本
ブランド: エクスナレッジ
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エル・アテネオ(ブエノスアイレス)
エル・アテネオ(ブエノスアイレス)

年間10万タイトルに及ぶ本が出版されるアルゼンチンの大手書店チェーン「エル・アテネオ」が、広い売り場面積を確保するため、「壮大な」劇場建築に目を付けた。歴史建築を元の形で保存するよう、装飾や天井画を大幅に修復しつつ、基本的な構造はそのまま生かした。美しい建築のおかげで世界的に有名になり、観光スポットとして訪れる外国人の姿も目立つが、ブエノスアイレスの人たちの文化生活を支えるという本来の役割を積極的に果たしている。

リブロス・デル・パサヘ(ブエノスアイレス)
リブロス・デル・パサヘ(ブエノスアイレス)

1984年、ここに「理想的な本屋を」というコンセプトで店を開いたのは、大学で歴史を専攻したのち専業主婦をしていた女性、マリア・オジャナルテさん。古い家を買い、レンガの屋根を生かしつつ、自然光が入るようにバー部分にガラスの天窓をつけ、古めかしい木の棚やカウンターを入れ、スタイリッシュかつつくり込みすぎない居心地のいいインテリアを実現した。CDショップとバーを組み合わせた書店で、バーが待ち合わせや仕事のミーティングの場所として人気を呼んだことから知名度が上がり、ここをまねた書店がパレルモにはいくつも誕生した。

ヴィラ書店(サンパウロ)
ヴィラ書店(サンパウロ)

パリの高級レストランのような光景だが、ここは、パウリスタたちに親しまれているヴィラ書店。すべての店舗にカフェと小さな劇場がある。そして、ファサードとインテリアは、本がすき間なく並ぶミニマル・シックだ。設計を手掛けたのは地元の建築家イザイ・ヴァインフェルト。ファサードは、開店中は回転して出入り口ができるが、閉店時に閉じると全面ガラス張りの本棚となる。ほぼ毎晩、店内で行われるブックイベントには、ヒップなパウリスタたちが集う。ヴィラ書店の全6店舗合わせて年間1,000件ほどのイベントを開催している。

代官山 蔦屋書店
代官山 蔦屋書店

旧山手通り沿い、緑豊かな公園のような敷地に展開する代官山T−SITE。その中心となる3棟の白い建物は、全国に約1,500店を構えるTSUTAYAが満を持して実現した書店だ。、3棟にある6つの専門書店と「マガジンストリート」から構成される。1号館は「人文・文学」。2号館は「アート」「建築」「クルマ」。3号館は「料理」「旅」。その3棟を、内外の雑誌がそろう「マガジンストリート」が天の川のように貫き、さらに各棟の2階には映画フロア、ラウンジ、音楽フロアがある。

紀伊國屋書店 札幌本店
紀伊國屋書店 札幌本店

紀伊國屋書店の創業者、田辺茂一は、紀州備長炭を扱う炭屋の跡取りだった。本屋好きが高じて書店を開業した彼は、「書店風景」という概念を大切にしていた。そんな創業精神を感じさせるのが、札幌本店だ。ガラスのファサードから書棚のデザインまで、空間の広がりを大きくアピールした建築は、シンガポールの建築家ケイ・ニー・タンの設計。紀伊國屋書店のシンガポール店、クアラルンプール店、シドニー店、ドバイ店などを手掛けているが、国内ではこの札幌本店が初めて。レジまわりのガラスのショーケースや、雑誌の面を見せる棚のデザインが個性的だ。スケールの大きさも、無国籍な雰囲気も、札幌の町にふさわしい。