The Dropper
価格: ¥1,621
"Jazz is the teacher. Funk is the preacher." It's a maxim upon which Medeski Martin and Wood have built a career. On The Dropper, they just happen to be doing a lot more preaching than teaching. Drenched in a gauzy fuzz, this disc scatters thumping beats, wild solos, and eerie, shadowed melodies across a landscape of cavernous groove. Although it's certainly not as accessible as earlier dance-friendly efforts, The Dropper is even more to wrap a brain around. --S. Duda
子供が出来たらコレ絶対聴かせよ♪
★★★★★
98年、BlueNoteからのメジャー初アルバム「Combustication」が、
2年後、2000年に同じくブルーノートから出す事になるこの「The Dropper」
の布石だったのかと思ってしまう程。
そして、02年、04年のアルバムがこれの発展形にすぎないとも思ってしまう程。
脂ノリまくりの3人が自信満々に世界に落とした危険なグルーヴ爆弾。
02年「Uninvisible」04年「End of the World Party」と、この後2枚のアルバムを出したけれど、今でもこの「The Dropper」が、アルバムとしては僕にはベスト。
Funky tune、Groovy jazz、Organic変態Ambient、mmwの持ち味である
ファンキー、グルーヴィー、フリーキーが全ての曲で機能している。
この時の3人には、全てのものがうまく運んだのだろう。
そんなヴァイブがひしひしと伝わってくる。
そしてこのアルバムには更にアナーキーさが付加されている。
「We Are Rolling」の爆裂ぶりや、多くの曲で聞けるエフェクトのかかりまくった音、歪んだメデスキーのオルガン。
まるでアルバムジャケットの写真の様に。
このアルバムの共同プロデューサー、ミキシングがScotty Hard。
MMが次作の「Uninvisible」で全てを彼に任せたのも納得。
早くまたこのタッグが見たい。
ぶっとび
★★★★★
1曲目のロックに唖然。でもロックバンドにはこれはできないな。
メデスキーのアシッドかつファンキーなオルガンを始めて聞いたときは鳥肌立ちました。クリスウッドの毒なベース大好きです!
ドラムのビリーはライブではもっとフリーなドラミングで、すごいです。民族楽器もたくさん使う。
ジャズというよりロックだな。
★★★★★
メデスキーの演奏はギタリストのマーク・リボーのアルバムや、同じくギタリストのフュージュンスキーとの競作で聴いてきたが、このアルバムは一層彼のロックっぽい部分がクローズアップされている。オルガンorキーボードの音色はディストーションがかかって歪んでおり、荒々しいフリーな演奏に気持ちが高揚する。きっと彼らの資質からすれば、ライブのほうが百倍楽しめるのだと思う。ジャズミュージシャンだからそういう面がロックバンドより強いんだよな。あくまで彼らの演奏のスナップショットにすぎない。
ジャズファンク、ジャムバンド、アバンギャルド
★★★★★
ファンクビートにアバンギャルド味なソロをかぶせるアプローチ。
このバンド単体では弱いね~~。ブルーノートからの2枚目。CMBASTICATIONがよかったのでこれはやや弱い。
もうすでにジャムバンドが下火になりそうなので、次はどうする。
楽曲のさえがいまいち。10点中5点
すっげ~!
★★★★★
初めて聞いたMM&Wがこれだったんですが、度肝を抜かれました。かっこいいっ!!!ってしびれました。4つ打ちのロックンロール・スタイルの音楽に飽きたりウンザリしている方は是非聞いてみて下さい。オルガンってこんなにカッコいい楽器だって知らなかった!この気持ちいい浮遊感はナニ?とか新しい発見が沢山あるはずです。ライヴ映像で見るともっとすごいらしいです。一体何者?