濃いキャラ復活
★★★☆☆
前巻は新キャラが微妙でいまいちだったけど,この巻はヴィクトリアの登場・子爵復活と濃いキャラが登場してよかったです。
私はこのマンガには正直ストーリーは期待していない上,シエル・セバスチャンの2人に興味なしなのでいい感じに濃いキャラは大切です。
あと月刊誌なので単行本でるの遅いのに、2冊ほぼギャグばかりなのはどうかと…
ギャグをやるなら1・2話程度で十分だと思います。それ以上やられるとうざいだけです。
最後に。最近のセバスチャンは悪魔なのを隠す気が無いような気がします…
そんなにオープンでいいの?笑
そのうち「あくまで執事」の意味を普通に誰かが気付きそう。
前巻を上手く受けた後編。
★★★★★
今回は、一冊まるまる使った大仰な前フリだった前巻の後編になります。 相変わらず作画レベルは高し。
セバスチャンのカリー作りの1シーン、細かいところでびっしり説明を入れたり、「その世界」に引き込んでくれる配慮も絶妙。
話自体はまあ真剣に真剣に……といきながら最後にガタガタっと崩す、前巻に似た終わり方でした。これはこれでいいのかもしれませんが。
私的にはファントムハイヴのハチャメチャ使用人三人組の過去が少し明らかになったのも好感度高し。
さて個人的にはラストで少し触れられていたが、ようやくシリアスちっくになってきた次のサーカス(ピカデリーかな?)編がもう楽しみで。
――ちなみに、開いて最初の作者コメントにとても感銘を受けました。誰とは言いませんが驕れる作家には是非見ていただきたいという思いを強くしました。こういう考えの人が売れてくれるのは、純粋に嬉しいです。
これは大物…。
★★★★★
黒執事は、まずアニメから入りました。声優陣が豪華だったし、面白そうだったんで見てみました。
原作も読んでみたくなり、5巻まで一気に買いました。
全く損だとは思わないし、これは当たりだ!と思いました(笑)
最初にびっくりしたのは、皆さんが既に上げているように絵の美しさ。
主線から何から本当に綺麗で、カラー扉は本誌で見たくなります。
タイトルにも目を引くし、話の内容も謎を解いてまた謎を残すって感じで、話の中に引き込まれます。
執事ものは嫌いだったのに……!
★★★★★
アニメから入った者です。売れてるらしいし、アニメだけでも見とくか〜と思って一話だけ見たら見事にはめられてしまいました。
執事ものは大嫌いっていうくらい嫌いなんですが(似たようなのが多いし、執事でなくてよくない?ってのも多い)、これは好きですね。どこかほの暗くて薄暗い世界観がまた良し。コメディ調かと思えばシリアスありで、まったく飽きずに読ませてくれます。絵も素晴らしい。描写が細かくて、舞台となっている英国の怪しい雰囲気も出ていると思います。
今回のストーリーではとにかくカリーが食べたくなった(笑)食欲をそそるいい香りが紙面を飛び出してきそうでした。それにしてもうまくツボを突いてくれるというか、ほろりとさせられる部分があるのがすごいですね。
お仕えしてる三人組の過去はいったい……??彼らにも悲しい過去がありそうで、これからのドラマにも期待できそうです。
あと、私自身はBLが苦手なのでそっち方面があるのかな〜と勝手に想像して避けて通ってましたが全然そんなことはなく。まあBL好きな人はそっちで妄想できるし、そうじゃない人は普通に読めるしという感じで、苦手な人にも優しい(?)内容になってます。
執事ものが苦手という方にも自信を持ってお勧めできる作品だと思います。
愉快です、が。
★★★★☆
”神の手”を持つアグニとセバスチャンがカレー対決。相変わらず絵も綺麗で内容も面白くこれからも読み続けたい、と思ってます。
料理対決がこの巻のメインなのですが香辛料やカレーの説明が今だに調べて取ってつけたようだし「あくまで執事ですから」も使われる回数が多くなり斬新さを失いつつあり、人物の台詞が上っ面だけの表現で終わってるみたいです。セバスチャンとシエルは主従関係でもお互い対立?させたいならそこのところをもっと濃く描くとかただ何でも出来る悪魔の綺麗な執事だけでは余程この作品が好きでないと読まなくても良い、になってしまうかもしれません。
帯で知ったのですがアニメ化されるそうで、、。まだ物語も佳境に入ってなくこんな状態なのに早すぎるのでは、と思いました。ラスト近くのセバスチャンのシャンペンでスポーンは笑いましたが。ちょっとだけおバカ3人組の過去や新たな展開が垣間見えたのが気になります。
文句ばかりですが読者ファンの鞭ということで、、。