外国の人が書いた本の翻訳版というのは一見、小難しそうな印象がある。また、タイトルからも専門家が読むような本というイメージが強かった。しかし、本を開いてみると、見た目も非常にきれいで読みやすそうに感じる。実際に読んでみても専門用語を連発した難しい本ではなく、さらっと読め非常にわかりやすい。
ちょうどこの4月に厚生労働省から発表された記事を読みましたが、何やら運動、食事、禁煙に焦点をしぼって積極的な取り組みが行われるとのこと。そこではターゲットを明確にした効果的な運動の推進とある。それがこの本の個人、グループ、職場、地域ということを指しているのかわからないが、まさに今、我々のまわりで求められている内容だと実感した。
具体的な方法がわかりやすい言葉で紹介してあるため，運動を教える、指導する立場の専門家だけではなく、実際に運動をしよう、続けよう、そのためにはどうすればよいかと真剣に取り組んでいる人にもおすすめだと思います。