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Modern Quantum Chemistry: Introduction to Advanced Electronic Structure Theory (Dover Books on Chemistry)

価格: ¥2,068
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Dover Publications
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英語版と日本語版を合わせて学習するのがオススメ ★★★★★
内容に関しては他の方が書かれているとおりです。私が敢えて加えるなら、電子励起状態を取り扱おうと思っている人が多配置参照理論、配置間相互作用(CI)について初めて勉強するには良い本だと思います。(TD-)DFTを使っていようが基本的な事項を理解しておく必要があることには変わりないでしょう。

また、この本は日本語訳も出ているので(上下2冊で価格も高いですが)、理論計算化学分野の学生が英語を勉強するのに良いと思います。現状では、英語の授業で物語やニュースは読めるようになりますが科学英語は教育されていないことが多く、研究室に所属され初めて学んでいくことが大半だと思います。日本語版で内容を理解した後に対応する英語を読めば、専門用語や言い回しを勉強でき、論文を読み書きする際の苦労がぐっと軽減されるはずです。
体系化された量子化学の名著 ★★★★★
非常にきれいに体系化された量子化学(分子軌道法)の名著です。
始めに予備知識として必要な線形代数も丁寧に説明してあり、演習問題も必要十分に揃っているため、独学で量子化学計算の基礎を学ぶことができました。
それと同時に、この本で量子力学にとって必要な線形代数および行列力学の「感覚」を身に付けることもできました。
分子軌道法を専門的に扱う人にとっては必須の本だと思います。
量子化学の傑作 ★★★★★
この本の最大の目的はHartree Fock法の導出となっています。特徴はなんと言っても予備知識がほとんど要らないことです。はじめの第一章で必要な数学の知識はほとんど解説されています。とくに、線形代数と基底関数、変分法などの概念がとてもよく説明されています。
2章は量子化学の全体像を広く浅く解説しており、3章では量子化学のNewton方程式とでもいうべきHartree-Fock-Roothaan方程式の導出がされています。ここでも1章のテクニックをふんだんに使います。この方程式は量子化学のあらゆる近似の第一の出発点であり、DFTだろうと結局はRoothaan方程式とSCFを用いています。
とにかく予備知識が要らないので物理・化学・生物系の学部2年生以上にお勧めです。
量子力学を物理で学んだ、理工系の人に薦められる良書 ★★★★★
量子化学の教科書ですが、量子力学を一度学んで、応用面を学びたい
人にも薦められる良書です。

摂動論、近似法も丁寧に説明していますし、式の導出も丁寧です。
更に、計算結果を具体的に示し、その結果についても考察しています。
実際に、量子力学を物理の本例えば、猪木さんやその他の本を読んでも
面白いことには面白いのですが、具体的な適用例の表示が少ないので
僕のような人間には理解したつもりでも机上の空論になってしまいました。
もちろん、扱う例は化学的なわけですが。

量子化学はその点で、量子力学の存在意義を実験的にも支持している1つの
分野でもあります。具体的な面に触れることで更に理解が深まるのでは
ないでしょうか。

量子化学のバイブルだったが・・・・・ ★★★★☆
上巻のコメントと同じで、今はDFTの時代です。