「発想の原点」は普通の参考書とは違い、肩のこらない感じで、受験数学の発想を楽しみながら学べる本です。

女の子の写真が載っていたり、「読んではいけない」というコーナーがあったり、とにかく普通の参考書とは一線を画している本です。

何気なく書店で手にしてみて、何となく「あ、楽しそうな本!!」と思って買いましたが、買って大正解でした。

「先生」「大先生」「比呂君」「瞳さん」という登場人物がいて、読み物風になっているというだけでも面白いのですが、内容も本当に楽しいし、知的好奇心、探求心が刺激されました。

扱っているのはレベルの低くない問題が多いですが、それらに対して様々な角度から光をあてている点が読み応えがありました。

このシリーズが続々と続いて欲しいと思うのは自分だけではないと思います。