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西沢大良 1994‐2004

価格: ¥1,944
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: TOTO出版
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立体現象学序論? ★★★★☆
西沢大良は今をときめくSANAAの西澤立衛の実兄である。華々しく海外へと活躍の場を広げる弟に比べるとやや地味ではあるが、それでもギャラリー間の個展を開くという栄誉を得た。この本はその展覧会に関連して出版された初の作品集である。
西沢大良によれば、世界はすべて立体の集まりととらえることができて、建築はそれらの立体を収めるさらに大きな立体である。歴史は立体の変遷史としてもとらえることができるが、特に近代以降の社会とは立体の種類と数が途方も無く膨張する過程であり、現代建築のプログレマティークはそれらをいかに収納するかということに還元することができる...
まるでヘーゲルのように?壮大な体系を見据えた究極の形式論は他の若手建築家にはない凄みがあり、今後の活躍が期待される。
目立たないが、要注目の建築家。 ★★★★☆
~西沢大良。事務所を設立してから、ちょうど10年の節目の年に刊行された作品集である。記載されている作品数は多くはなく、ページ数も少ない。しかし、それだけで購読しないのはもったいない。内容は一貫して、現代という時間の中でモノとヒトとがどうある(存在する)べきかを、問うている。決して目立つ作品達ではないが、見れば見るほど、作品の魅力に取り付~~かれてゆくだろう。流行の中で現れては消えてゆく様なものではなく、地に足をつけた、確固たる建築がここにはある。~