良い言葉もあるけれど、自分にはあんまりグッと来る物はなかったなぁ。こういう本は結構出ているので斬新さが感じられなかった。

結果ですべてが決まる、すべてがそこで判断される、
そういう勝負の世界で生きる人たちの言葉には、
言葉の重みが失われつつある世の中で、真実のリアリティがある。

読み進めると、自然とそれぞれの選手の顔が浮かんできて楽しい。
本に印刷された文字だけど、言霊に人柄が映っている。

読みやすく構成されています。
中身の雰囲気は『イチロー262のメッセージ』（ぴあ）とほとんど同じです。
一流選手22人の145の言葉が、６つのテーマに振り分けて掲載されていますが、
巻末に選手別の掲載ページ・リストがあるので、贔屓の選手の言葉だけを
拾い読みすることもでき、便利です。

一流のアスリートたちの言葉は
僕らの一般生活にも通じるものがありました。

失敗したときは１からやり直せばいい。
最後は思いの強いものが勝つ・・・など
桑田さんや清原さんの言葉が特にしみました。

必読の１冊です！