生ゴミリサイクルとミミズ
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地球温暖化防止のため家庭の生ゴミを極力抑制することが市民の義務だ思います。そして現在私はEMぼかしを使用して生ゴミを家庭菜園の肥料としてリサイクルしています。この肥料化をお手伝いするのが本書の主人公ミミズです。特に2つの点が大変参考となりました。一つはヒメミミズ(p.133)の存在です。とても小さく10mm位の白くてクネクネするミミズの存在です。リサイクルを始めたころ、これはウジかなと長い間誤解していました。2つめは生ゴミのミカンの皮をミミズが嫌うという事です(p.76,154)。この2つの事を本書で教えられてから、ミミズと仲良しになれたと痛感しています。
ミミコンバンザイ
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家庭で手軽に出来る環境対策は何か、子供と一緒に出来る手だては、、、と
考える時、ミミズコンポストはかなり的を得る解答になるようです。
この本を読んで直感しました。徒に専門的になることなく、実施する一般人の
目線での解説が有難い一冊。
脱石油時代の必需品?
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生産、輸送からごみ処理まで全てを石油に依存しているわが国の食料事情ですが、ピークオイルの到来が噂され原油価格が上昇の一途をたどる昨今、
いずれ農業のありかたも見直されることでしょう。
ミミズコンポストはエネルギーを食わずに生ごみを肥料に変えます。脱石油時代において重要な役割を果たしそうです。
アパート住まいにはちょっと厳しいですが、「マンションに一台、会社に一台」という時代も来るのでは?
草の根レベルから行政へ
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「自然界のものは自然界に還流する」という考え方が定着しだして久しいように思うが
現状はどうか。行政面での遅れは甚だしい限りで全く話にはならないが、このような状況の場合は草の根レベルからでも環境を変えていかなければならないと強く感じる。
ミミズによるコンポスト化運動は政治課題としても、もっと話題になってよいだろうと私は思いますが。
早く実行してみたい
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うちは田舎なので、生ゴミは畑のすみに埋めておけばそのうち土になっているのですが、最近、動物が埋めても掘り起こしてしまいます。コンポストやEMも、匂いや取扱が面倒で、肥料としても不完全なので、みみずくんにこれから分解してもらうことにします。この本は、たくさん情報が書かれているので、自分の環境にあったやり方をピックアップして、一度整理しないといけませんが、楽しんでやってみたいと思います。