どうせなら完全クマミサ写真集を!
★★★★☆
なかなかに不思議な写真集です。なにしろ、”ピラミッド・ガールズ”名義となっていて7人の女の子の名が記されているにもかかわらず、その実体は表紙写真の通り、熊田曜子と安田美沙子の”クマミサコンビ”の写真集と言っていい内容なのであります。
本書のうち、クマミサの二人(あるいは、どちらか一人)の写真が占める割合は感触としては80パーセント近いのではないでしょうか。もっとも、この写真集を手にする人のほとんどはクマミサ目当てであろうから、この件で文句を言う人もあんまりいないだろう。
実は私、熊田曜子と安田美沙子の二人はあんまり趣味でもなかったのですがね、この二人がオソロイのビキニなどを身に着けて並んでいる写真とか見ているうちに、その間に漂うなんとも妙にエッチな雰囲気に惹かれ、いつの間にかファンとなっていたのでした。
そんな訳で、この二人の、しかも布地の面積の少ない水着姿だらけである写真集、非常にありがたかった。でもこれだったら完全にクマミサの写真集にしてしまった方がずっとすっきりするではないか、という意味において1点減点。いや、出版社の皆さん、今からでも出しませんか、クマミサ写真集。売れると思うよ。
というか、割を食ったのはこの写真集に収められた、クマミサ以外の五人の女の子だなあ。かわいそうに。邪魔としか思われないだろうし。