大勢の方に読んでもらいたい。
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「悪いことをした人間は責めてよい。裁いてよい。」
それが 一般的な 学校や社会における対応です。
私たちは「悪いことをした人間は 裁いてよい」という
態度を教え込まれています。
けれど、そこには落とし穴があります。
「他人を裁いてよい。」ということは
自分もいつ裁かれるか分からない。
自己への不安 他人への不信 生きていく恐怖・・・・・・。
私たちはそんな社会で生きています。
伊藤重平さんの態度は違います。
あたたかく受け止めてあげる。話を聞いて理解してあげる。
悪いことをしてしまった人は、そこに至る悲しい背景がある。
だれも裁いてはいけない。
責める必要はない。
本当に 大きな愛です。
この本で得た教えは 私の人生のなかの大切なものになりました。
他人を責める必要はない。
そして自分自身も 責めなくていい。
せめて学校の先生方、
子ども達を 責めないでください。
「他人を責めていい。裁いてもいい。」
そういう態度を 子どもは大人達から学んでいます。