グローバル経済で巨大な影響力を行使しているアメリカが、たとえば国内不平等が著しく増大している国に数えられ、余命・死亡率の点ではベスト10にも入っていないなど、アメリカ追随一辺倒にともなう問題点も実感としてわかる。
ただし、ほとんどの場合は見開きの地図の真中(本のノド)に日本が来るので少々見にくい。いくつかの地図で行なわれているように日本を一番右(極東)の位置に置いて真中に大西洋が来るようにするか、真中に太平洋を置いてユーラシア大陸を左右に分割するほうがわかりやすかったのでは。「銀行経由の海外資金流入TOP50」のように、取り上げた数値(金額・人数等)の多寡で国の大きさを変えるという手法も、もっと多用すれば視覚的にわかりやすかった。