じゃじゃ馬慣らし?
★★★★☆
とある理由から家にいたくないBetwyn家のFreyjaは友達の招きに応じてBathに行くことに。途中で泊まった宿屋でその夜とある男が部屋に飛び込んで来て・・・というお話。飛び込んできたのは最近叔父と従兄の死によって侯爵家を継いだJoshuaで(偶然なのに侯爵、しかも神のようなハンサムってところがロマンス小説だよね)彼は従妹との結婚を強いる叔母の魔手から逃れようとFreyjaに偽の婚約を持ちかける。そして結局はミイラ取りがミイラになって・・・というあれ?どっかで読んだことあるかもしれないこの設定・・・という気はしないでもないですが、要はロマンス小説とは同じような設定をいかに味付けして出すかということなのね、と認識。
Bedwyn兄妹シリーズをひとつの大長編とするならば、ちょうど真ん中の、宝塚で言ったらオールスターが羽背負って出てくるショータイムって感じで、今までのオールスターキャスト。いろんなカップルのその後も垣間見られてなかなか楽しめました。