「アニメスタッフ」と「原作者」との愛情溢れる対談&裏話&設定資料集。
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アニメ化に合わせて作成された「青い花」の副読本です。
アニメの各キャラの設定資料が事細かく見ることが出来ます。
制作スタッフによる裏話。声優さん、原作者の志村先生の談話はお約束ですね。
前半はカラーページ多し。
巻末の鎌倉マップで舞台となった風景を堪能し、お休みに舞台となった聖地訪問するも良し。
アニメを観る前でも観た後でも楽しめる1冊です!
作品を、もっと好きになる
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内容がきれいに纏められています。
登場人物たちが劇中で実際に使っている駅・喫茶店の紹介など、
楽しい要素がいっぱいで、さくさく読み進めてしまいます。
原作者と漫画家の対談・書き下ろし漫画は、読み応え十分です。
ファンなら、『青い花』という作品を、もっと好きになるでしょう。
個人的に、アニメ版のビジュアルが全てカラーで掲載されていたのが嬉しかった!
これなら少々値段が高めでも別にいいや〜、なんて思いました。
青い花に関わった多くの人の愛を感じる1冊。
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アニメ版青い花の設定やキャストスタッフのインタビューをメインに、
様々な人たちのインタビューを通して、
「青い花」という作品自体に深く多角的な視点で切り込んでいる。
原作ではあまり語られなかった隠れ設定や
(といっても、原作者が考えていなかったものもあるらしいが…)
登場人物の住む家の間取り、所有物の設定など
アニメ化に際して決められた事細かな資料を見ることができる。
また、原作者志村貴子の書き下ろしマンガが2本各8Pが掲載され、
1つは「あとがき」形式のラフなコミックエッセイ、
もう1つは原作番外編ともいうべき「みんなの体育祭」となっている
(主役は、松岡女子仲良し3人組の1人、ポンちゃん)。
コミックエッセイからは作者のあふれんばかりの青い花への愛情や
アニメ化の喜びをひしひしと感じ、温かい気持ちになる。
この手の本によくあるアニメ制作者側に偏った話ではなく、
原作に対する原作者の思いのほうがぎっしり詰まっているので
この本を熟読したうえで原作やアニメを読み返せば
また新鮮な気持ちになるのではないだろうか。