前作等はもっておらず、今作の個人的な簡単な感想。
音に透明感はあるが、肉厚感が薄いと思う。少々相反する部分
だし、個々の好み、環境、機器にもよるので評価は変わると思うが
声はもっと厚みを出しても良いと思った。現在使用している機器は
ボーカルを重視した構成になっているので、全くだめではないけれど
もっと声を聴きたいと思った。

タイアップは３曲だけですが、多彩かつ著名なアーティストが参加して、とても聞き応えのあるアルバムになっています。

一通り聴いた感想・・・・前作よりかなりいいかも。

white pulsationを聞いたときは声が演奏に埋もれぎみの印象だったんだけど、今回はちゃんとボーカルが前に出てる。
＃相変わらずの線の細い声質（紹介ではファルセットヴォイスと称しているが）ではあるが。
＃だから、これは歌い手よりもミックスのほうに問題があったのかもしれないけれど。

声質的には「Dear My Friend -まだ見ぬ未来へ-」あたりの曲調があっていそうな感じかな。

　前作からちょうど一年、セカンドが発売、あの良作並みの作品に
仕上がっているのかな〜っとちょっと不安な気持ちで即買いしました。
ファーストアルバムの後に発売されたシングルwonder windが個人的に曲として
ELISAらしくなかったので余計に不安でした汗

　まず聴く前にパッケージを見ると前作と同様、曲目をchapterと記しているところは良かったです。
凝ってるんだろうな〜っと感じさせますｗ
肝心の曲ですが、結論から言うと今回川井憲次も参加しているだけあって
前作より曲のクオリティが高いです、正直シングルよりアルバム曲の方が断然イイです。
もしかしたらそれを意識して曲順もシングル曲を２，３，４と続けて収録したのかもしれません。
今回はストリングスが目立ち、良い意味で旋律がクラシックっぽいところがちらほらあり、アップテンポな曲が多いです。
また前作と同じく、曲の構成や曲順に大変凝っており、最初から最後まで
スキップなしで通しで聴ける仕上がりになっています。

　クオリティは前作より高いとはいえ、個人的に前作を超えたと思ってないです。
前作のWHITE PULSATIONは「静」で今回のRouge Adolescenceは「激」という感じなので
前作は前作ならではのイイ所があり、今回は今回ならではのイイ所があります。

　前作を気に入った人はゲットしたほうがイイです。
っというかゲットしろ！笑
あとアニソン好きと音楽専門の人には大変受けると思いますが
ただ残念なことにクオリティが高いがため、逆に一般の人には受けないかもしれません。
シングル曲以外の曲は一般の人にとっては良さがわかりにくいので
かなりの音楽好きにしか良さがわからないところがあったりします。

　でもこのアルバムみたいに一つの音楽として、一つの作品としてつくるのは
今どき少ないので今後のELISAがどのような展開になるか大変楽しみです。

「ハヤテのごとく」の主題歌「Wonder Wind」
「とある科学の超電磁砲」のED曲「Dear My Friend」、
新ED曲「Real Force」と、シングル３曲も収録。

新アルバム曲もイイのがそろってます。
全体的に、アップテンポな、アゲアゲな曲が多いです。
これまで、しっとり聴かせる曲が多かったのが一転、
攻めに入ったような感じです。

「Snowy Bell」は、さわやかなウィンターソング。
ストリングスが美しく、耳に残ります。

「Waterland」は、天上界のような、気高さを感じさせます。

「聖櫃のプロフェシア」は鳴り響くギターの音と、
透き通るELISAの声が、絶妙に、からみあいます。

「Absolute Perfection」は荘厳な雰囲気の中で、
讃美歌のように、魂が浄化されるような、心地よさ。

「慈しみのボレロ」は、澄み渡る声で、しっとり系バラード。

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ＤＶＤが、本当に素晴らしいです！
ドキュメント映像で、楽屋入りから、リハーサル風景、
インタビュー、本番直前の様子、本番、本番終了後と、
いろんなELISAを見せてくれます。

まだ歌手２周年を迎えたばかりの、20才の女の子の、
青春の１ページに立ち会っているような感覚。
経験を積んで、伸びていく様を見ることができるのは、
本当に、貴重な体験です。

このＤＶＤを見ると、
きっとELISAのライブに行ってみたくなると思います！