グロテスク若干あり
★★★★☆
若干ショッキングな描写がありますので
読む際にはご注意を。
かなり強烈な批判本ですね。
現実に私は
こういう治療をされたことがあり
えらい目にあったことがあります。
ひどい例だと歯をなくしたり
莫大な治療費ばかりがかかる例があり
恐ろしさすら感じます。
もっとひどい例は
名だたる医者が大失態をしている例。
これはよっぽどだと思います。
治療以前の問題ですね。
数こなせばいい、そんな悪しき習慣が
なくなればいいのにと感じた1冊でした。
科学的な根拠はないと思われます
★★★☆☆
この本は、かなり独善的な内容で、
いかに他が粗悪な医療をしているのか
=だからウチに来なさい
という内容です。
この歯医者は、
「かみ合わせがわるいと、全身に悪影響を及ぼすから、治さなくてはいけない」
という主張をしています。
そして、それを治すとあらゆる病気が治るように言います。
しかしそれは、本当に有効なのでしょうか?
私は医師ですが、
残念ながら、かみ合わせは少しずれていても、
わざわざ手術して改善しないといけないほど、重大な病気ではないし、
改善したからとしても、腰痛や頭痛が改善するかというと、
(腰痛や頭痛が改善した人もいるのでしょうが)
「頭痛や腰痛の治療としてかみ合わせ改善が有効」と判定されるレベルには
どうみても達しないと思います。
「かみ合わせを治すと、万病が治る」という主張を信じてしまうと、患者は、間違った方向につれて行かれてしまいます。
・・・つまり、治らない治療法に時間や手間を取られ、本来の治療に気づくのを遅らせてしまいます。
そういう意味で、この本は、患者にとって危険な本だと私は思いました。
「効いた」という患者の方よりの指摘がありましたが、それについて反論させていただきます。
>他の医師は、自分が治せないものを田舎の歯科医が治せるとは思いたくないでしょう。
ということですが、残念ながら、今の医学は、科学になっており、治療した人としない人に分けて効果がでることを証明しないと、
患者さんの大事な体に傷をつけるのは許されてないのです。
本当に効くのなら、効果を発表すべきで、発表できないのは「たいして効かない」「正直言って効かない」という結果になるのが、
分かっているからだと思います。
頭痛に関しては、暗示的な療法がかなり効果がでることがわかっています。
「治れば、教祖の手柄。治らないのは、信心(=治療)が足りないから」という新興宗教が多くあります。
そして暗示を受けやすい人を中心に意外に治ることはあります。
本当に治療しないより、治っているのかかなり疑問があります。
頭痛に苦しむ人は読むべき
★★★★★
咬合治療を専門的に行い、レセプト開示なども先駆けて行っている歯科医院です。
他の歯科医の治療のずさんさにも、提言しています。
なので、昔から嫌がらせなど多かったようですが、患者としてかかった結果、ここ以上の成果を出してくれたところはありませんでしたので、書かせていただきます。
私が偏頭痛と体調不良に苦しんでいた時、親不知を抜かなくてはいけないので不安になり、手に取った本です。
図書館にありました。
他の医師は、自分が治せないものを田舎の歯科医が治せるとは思いたくないでしょう。
しかし全て本当のことです。
私の、10年以上様々な病院にかかっても治らなかった偏頭痛は、ここの咬合治療で治してもらいました。
治していただいた者ですので、科学的・客観的な意見とはいえませんが、原因がわからず苦しむ患者にとっては治ることが何より重要です。
もし先生の他の本を図書館で偶然読んで、ここに治療しに来ていなかったら、私の人生、どうなってたかな。
少なくとも、今ほど生き生きしていなかったし、健康ってどういう状態なのか知ることもなかったです。
不健康が常態でしたので。
心身に異常を感じ、総合病院でも原因がわからない、という方は一読をオススメしたいです。
元○橋鹿勤務医です
★☆☆☆☆
一番割胃のはこのオッサンやろ・・
古くて独善的
★☆☆☆☆
医師の私から見ると、あまりにも科学的根拠、実証、客観性に欠けています。
医学、歯学とも科学なのでもっと勉強して書いて欲しい。
患者さんを惑わす恐れがある書籍だと思います。