「お前のマジック、見飽きたんだけど」
クラスメートにそう言われてしまった主人公、浦河柳(うあかわ・やなぎ)は焦った。
背は低く顔は冴えなく運動も見事に平均やや下の彼が、唯一みんなを楽しませることができるネタ、
それが得意のコインマジックだったのに。
それが、飽きたと言われてしまっては!
クラスのみんなが集まる二ヶ月後のクリスマスパーティには、新しいネタを披露しなければ!
そして柳は心を決める。みんなを楽しませるために、新たな技を身につけなければならない。
それが、「催眠術」。
一人でできるコインマジックと違い、催眠術の習得には練習相手がなくてはならない。
柳は目星をつけた。
知的な美少女、日高舞夜(ひだか・まいや)。
美女担任教師、鵡川流衣(むかわ・るい)。
明るい人気者、静内蛍火(しずない・けいか)。
柳なんかの相手をしてくれそうになく、催眠術なんて怪しげなものに関わりそうもない相手。
でも、だからこそ、ステージに共に立ってくれる相手として、ふさわしい!
柳は彼女たちに、練習相手になってくれるように口説く。
そして、了承してくれた彼女たちを、催眠状態へと誘導していく。
__最初のうちは、練習だけのつもりだった。
しかし……深く、より深く催眠状態に引きずり込み、自分の言うなりにポーズを取り、
泣き笑いし、動物に変わってしまう美少女たちを見ていると、
危険な思いが、怪しい欲望が、抑えきれずに湧いてくる。
さえない僕が、他の方法で、こんな可愛い子と仲良くなることができるだろうか?
相手の心を手に入れる__そういうマジックがあったもいいんじゃないか?
マジシャンの血がうずく。
「さあさ皆さんごらんあれ。ワン、ツー、スリーでこれらの美少女、私の奴隷に早変わり!」
他人を操る魔力にとりつかれてゆく柳と、その餌食になる女の子たちは、どこまで淫らに堕ちてゆくのか?
・ジャンル:催眠誘導AVG
・原画:さより
・シナリオ:オクトパス
・対応OS:WinXP/Vista/7
・公式サイト:http://crossover-game.jp/saiminyugi/index.html