知的好奇心をそそります
★★★★★
このシリーズの本編を読んだ直後に
このResearch Guideを読んでみました。
本編に比べると、難易度は結構上がります。
逆に言うと、本編は純粋に楽しんで、
Research Guideに読み応えを求めれば
良いかもしれません。
読み応えと言っても、そこは児童書なので、
極端に難しいものでは全くありません。
専門用語や恐竜の名前の由来などは、
欄外で説明されていますし・・・。
驚いたのは、その構成。
知的好奇心をそそる様な工夫が随所にあって、
とても楽しめました。
単に面白おかしく書くんじゃなくて、
読者の好奇心を引き出す感じです。
こういう教材って、日本には少ないかもしれないですね。
素敵です。
同類の和書と比べ、愕然
★★★★★
未来問題解決プログラム教室で、子どもたちが取り組んでいる、実践テーマが、「読書力をつけよう・図書委員の活発化」だ。
勉強するだけではなく、実践をめざしている。1つは、「読書ゲーム」を作って、地域の子どもたちにゲームのテストランしたい。読書ゲームの使用教材は、メアリー・オズボーンのマジックツリーハウス「恐竜の冒険」。メディアファクトリー社刊行。
日本ではこれだけだが、アメリカには、本書「恐竜のリサーチ本」が出ている。
図書館から、何冊かの日本の恐竜リサーチ本を借りて読んだが、この恐竜本の方が面白い。
これなら、「物語本からリサーチ本への誘導」もやりやすいだろうと思える。日本も、子どもがリサーチに入る、刺激的な本が必要とかんじる。
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<メモ>
この本の特徴・・・未解決の点あり。過去の失敗も書いてあり、人間のやってきたことだと身近に感じさせる。君も研究に加わろう!
ただ、「へー!!」ではなくて。
・化石学者の失敗で、頭と尻尾の骨を取り違えて、化石の組み立てをしたこともあり。
・鉤爪(かぎづめ)と角(つの)の取り違えも
・恐竜の名前の付けられ方には、どんなのが?
・当時、展示したいと博物館がもとめ、多くの化石ハンティングが起きるくらい
・恐竜にしては、卵が小さい理由 殻を敗れるよう
・たくさん恐竜見つかり、「分類」の必要。例 肉食と草食
・恐竜絶滅は、小惑星衝突説が気候変動説より優勢。メキシコ湾にクレーターあり、独特のミネラル有り
・未知の点:
皮膚の色、寿命(百歳説あり)、ライオンのような鳴き声?
・恐竜時代の他の生き物:とかげ、かめのような化石あり、わに(現代の5倍大の化石)、小鳥(羽を持つ、貴重な化石あり)・・・恐竜が絶えたのに、これらはどう生き残り?
・このようなミステリーが残されている。君の発掘を待っている!恐竜のエクスパートになりたい人には、本書は入り口。
など
英語力だけでなく、知識もつくシリーズ
★★★★★
自然科学系の英語に強くなりたい。でも、その方法論がわからない。
英語で自然科学の児童書を多読すれば、英語力も背景知識もついて、
一石二鳥ではないか? と思って、見つけたのがこのシリーズである。
日本でいえば、私が子供のころ愛読した「学研のひみつシリーズ」のような感じだ。
本編の方はあまり大人向きではないが、『Research Guide』シリーズは、
英語力とともに、自然科学やアメリカの歴史などの背景知識をつけるのに最適だ。
似たようなシリーズである『Magic School Bus Chapter Book』よりも、
『Magic Tree House(Research Guide)』の方が、少し対象年齢が下のようだ。
つまり少しやさしくなっている。
難しい単語の意味や発音は調べなくても、解説されているのでありがたい。
続編がほしい
★★★★☆
恐竜について、子供向けに簡単な英語で書かれています。
子供向けではありますが、恐竜についての知識があまりないので十分楽しめました。
ただ、もう少し恐竜が生きていた時代の気候やその他環境についての記述がもう少しほしいと思いました。
おもしろい!
★★★★★
元々恐竜好きで本編の1巻を読んだ後すぐにこちらも読みました。
結構恐竜史上では最新の情報も数多く、子供向けにしておくにはもったいない内容です。
巻末にはもっと色々知りたいお友達向けに本、博物館、CDROM、ビデオ、インターネットのサイトまで紹介してくれています。
他のガイドや本編も全部読んでみたくなってしまいました・・・(30巻くらいあるんですねぇ・・・)