解説付き
★★★★☆
何枚か買ったドラマのサントラには、何の解説もついてなくて寂しかったが、これはちゃんとライナーノーツ付。
といっても曲ごとではなく、
飯田譲治の詩+小曽根氏へのファンレターみたいな解説と、小曽根氏の文章。
スケジュールの合間になんとか時間をとってつくったとか。
第1回の読み合わせを聞いて数日後に即興を元にレコーディングというから仕事が速い。
さすがジャズの人。
こういう解説がついてることからも、このドラマに対する作り手の熱意が伝わってくる。
小曽根氏のCDだから当然か。
できればAlone Againの歌詞+意訳も付いてると嬉しかった。
あらゆるシーンに
★★★★★
ドラマも素晴らしさは周知の通りですが
こちらのサントラも是非手元に置きたい名作です。
心ざわめく夜、テンション高めな午後、
元気出ない朝、ぐっすり眠りたい深夜…などなど
必ずシーンに合う曲が見つかるはず。
ジャズってなんとなく聴きにくいって方にもおすすめできるような
なめらかな曲も多いです。
珠玉のメロディ
★★★★★
とにかく、このドラマのメインテーマにもなった1.My Tomorrowのメロディがホントに素晴らしい。珠玉のメロディとは正にこのこと。本作はピアノメインによるインスト18曲、ボーカル入り1曲というインスト主体の作品ですが、このMy Tomorrowが女性ボーカル(ハミング)入りの8.My Tomorrow(Main Theme Piano & Vocal High)、バンド演奏による19.My Tomorrow(Main Theme Band Version)と、ヴァージョン違いで収録されていてアルバムの中に見事な流れを生み出しています。ハードロック/ヘヴィメタルをメインに聴く僕ですが、こういう洒落たインストアルバムもいいですねぇ。
残念ながら視聴率は低調だったこのドラマ。主演の小日向 文世の事実上1人2役の演技力に加え、今井 雅之、生瀬勝久という僕の好きな俳優が出演しているなど、個人的には毎週楽しみにしてました。初めて結末を見た時には「え?」と拍子抜けしたものの(ネタバレ自粛)、このサントラを聴きながら振り返ってみると「生きる喜び」とはそんなところにあるのかな、と思ってみたり。興味のある方はドラマの方も一度見てみて下さい。本作に収録されているピアノ曲がドラマの各所でいい味を出してます。
やっぱり良い!
★★★★★
ドラマをみていて、そのBGMがよいと思って買ってみました。
やっぱり、良いです。
ジャズ中心で、なごみたいとき、ヒーリングとしてもよいと思います。
心に響く
★★★★★
ドラマのストーリーを追うと同時に、劇中に響き渡る洒落たジャズ風音楽もかなり気にして聴いていました。場面に散りばめられた美しい曲たちは本当にドラマにフィットしていて、小曽根 真さんの作曲と聞いて納得。挑発的でヴィヴィッド、感傷的になり過ぎない胸に染み込むメロディー…
哀愁あるメインテーマも素敵ですが、私は〈Bright Memories〉が一番好き。記憶にたゆたう懐かしい明るい笑顔が浮かんできそうで、泣けます。〈What’s Next〉も一日の始まりの喧騒が聞こえてきそう。“静かな生活”を潤い満たす名曲。光り輝く原石のような。