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White Bread Black Beer

価格: ¥2,117
カテゴリ: CD
ブランド: Rough Trade
Amazon.co.jpで確認
昔を彷彿とさせるかわいらしい曲群 ★★★★★
前作はどうしちゃったのかと思うほど荒々しいギターサウンドと陰鬱な曲群で
やっぱり?なんて思いましたが、
本作ではかつてのSCRITTI POLITTIサウンドが蘇ったかのような
微笑ましくも可愛らしい、しかも骨太な曲で安心しました。
アコギとドラムの音がいいですね、なんか。
全曲良いっていうのもスクリッティの伝統ですしね!
NY‾LONDON今昔物語の終焉と開幕 ★★☆☆☆
グリーンも歳をとったもんだ‐こんな音楽家としての意欲とダイナミズムが全く欠落した女々しいアルバムを作るなんて‐というのが率直な感想。が、元々こういう人だったのだろう。CUPID&PSYCHEから早20年‐。現在のNO.1 DJで英国人のサシャが、同じNYを舞台に、最新の音を集めた、かつてのグリーンが占めていた位置にあるかの如き先鋭的なMIX CD:FUNDACION NYCを制作している事実を考え併せれば、正に隔世の感がある。天才でも何でもない。ただの気紛れで我儘な「大人子供」が馬脚を現した凡作。時代は変わる。遅れた音と心中するつもりはない。宗教じゃないんだから。
最先端ポップの虚飾を廃し、露になったUKポップとしての系譜 ★★★★★
英国にはブルー・ナイルやプリファブ・スプラウトなど、寡作ながら丁寧な歌作りで信頼の高いバンド(というか作家)がありますが、28年で5作目となるスクリッティ・ポリッティもまた、そういったUKポップの至宝の一つとして位置付けてもよいのではないでしょうか。
というのも、本作は従来の作品イメージとは一線を画し、比較的パーソナルでエバーグリーンな楽曲で占められていると思うからです。これまではレゲエやソウルやヒップホップといった当世流行の音楽(黒ビール)を取り上げ、先鋭的なゲスト・ミュージシャンの起用によって味付けし、その時代を映す文字通りのポップさを追求してきたグリーン・ガートサイドですが、本作の中では少年期に影響を受けた過去の白人音楽(白パン)を念頭に置き、詞にも自身のプライベート(結婚!)を反映させて、全ての楽器を一人でホーム・レコーディングしているのです。例えばM3などはブライアン・ウィルソンを思わせるような曲調です。
もっとも彼はいまだヒップホップ・ジャンキーであり、7年前の傑作「アノミー&ボノミー」同様のアプローチと思われる多くの未発表音源があるそうですが、レーベル(ラフ・トレード)の主催者(ジェフ・トラヴィス)からあの独特のハイトーン・ヴォイスの歌が聞きたいのだと言われたことで、本作が生まれたそうです。

このDVDでは、グリーンのジャンパーを着た彼が、楽器屋でアコースティック・ギターを購入し、本作の曲を弾き語りする過程が描かれます。「失敗と同じくらい成功が醜く思えた」など、彼なりに苦しんだ痕が吐露されて衝撃ですが、そんなことを言ってのけるのも天才と称される彼ならではでしょう。
1st、2ndの好きな方は是非。 ★★★★★
ジャケットはちょっとパン屋さん風。ラフ・トレードからのリリースということで、実は2ndより1stアルバムのほうが個人的には好きな自分としては、そっちのほうを期待したのですが音的にはそのちょうど中間くらいかも。曲もサウンドもシンプルでよいけど、久しぶりに聞くグリーンの声はそれこそ、メイプルシロップやカスタードクリームのように甘い。グリーンの声ってこんなに甘かったかな?。
好き嫌いは聞く人によってはあるかも。でも、たぶん聞き込んでこそ良さのわかるアルバム。だんだんよくなるはず。
1stにかなり近い部分もあるので、個人的には好きなアルバムです。
祝来日。一体演奏はどんなものに... ★★★★☆
前作"Anomie & Bonhomie"から7年の歳月を経て,突如現れたScritti Polittiの新作である。「突如ついでに」何と来日までしてしまうらしいが,本作の宅録テイストに,ライブへの取組みとは一体Greenに何があったのかと勘ぐりたくもなる。本作では宅録ゆえかビートは抑制されたものになっているが,Greenによる美しいメロディ・ラインは健在。ただ,これまでのどのアルバムともかなり雰囲気が異なるので,賛否両論も仕方がないところかもしれない。こうしたアルバムを発表した後のライブがどのようになるか興味津々であるし,そもそも彼らのライブが見られるとは思っていなかったので,来日への期待は高まらざるをえない。この路線ならライブでも対応できそうだが,本国でのライブではやっているらしい"Wood Beez"等の曲は日本でも演奏するのだろうか。ちょっと怖いような気もするのは評者だけか。なお,評者のような中年オヤジには「サマソニ」は無理なので,クラブクアトロの単独公演に掛けつけることとしましょう。