例として・・・
アメリカでは新型炉建設やサイクルの研究に向けて膨大な予算が割り当てられています。
東欧諸国では中断していた原発建設があちこちで再開されています。
全ての原発を停止したイタリアでは一昨年の夏の大停電を契機に国民の原発再開を望むの声が高まっており、1月には首相が「再開したい」と明言しました。
ドイツでさえ、高騰する電気料金を懸念した産業界から要望が挙がっています。
ロシア、中国、インドでは高速増殖炉建設が進んでおり、サイクル施設の計画もあります。
このように、「原発知識の入門書」という割には、現実を直視していない偏った内容なのではないかと思います。