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私小説

価格: ¥2,592
カテゴリ: CD
ブランド: ダブリューイーエー・ジャパン
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29歳、アルディの記念碑的作品。 ★★★★☆
フランソワ・アルディ1973年の作品。

10代にしてデビューしたフランソワ・アルディは音楽的才能に加え
美貌も手伝ってモデルや女優としても活躍していました。その後突如
1968年になってステージ活動からの引退を発表し、ステージから
姿を消します。しかし、音楽活動から身を引いたわけではなく、
ライブをしない代わりに1~2年に一度のペースでアルバムを出す
という熱心な音楽活動をしていきます。その'70年台のアルディ
の1973年の傑作が本作「私小説(Message Personnal)」です。

前作「私生活(La Vie Privee)」('73)がブラジルのミュージシャン
トゥーカによるプロデュースで、トゥーカ自身の演奏も入っていた
少し異色の名作であったのに対し、同年すぐに発表された本作では
ミシェル・ベルジェをプロデューサーに迎え、ミシェル・ベルジェの
2曲を始め、セルジュ・ゲンズブールの映画音楽「ひとりだけの恋」
ジョルジュ・ムスタキの「夢物語」「愛の暮らし」等、豪華な顔ぶれ
となっています。

フランソワ・アルディ自身、ミシェル・ベルジェを絶賛していたこと
からも分かるように、本作はミシェル・ベルジェの影響が非常に強く
出た作品です。彼のフレンチポップスにカントリー風ロックテイスト
を野暮ったくならないように溶いて行く感じは、分かりやすくでも
飽きにくい、気持ちのいいポップスを創造します。そしてそれを
歌いこなすフランソワ・アルディのどこかアンニュイ(Ennui)な声。

音楽創作に没頭していた時期の濃密な作品です。29歳のアルディの
記念碑といっても良いかもしれません。是非お聴きになってください。

永遠の名作です!! ★★★★★
20代の孤独な夜を何回いや何十回癒してくれたか・・・。数あるアルディのアルバムの中でも永遠の名作でしょう。語りかけるような独特の歌い出しと幻想的なピアノ伴奏とではじまる1曲目の「出会い」は特にすばらしく、「アンニュイ」のオーラが部屋中に漂います。訳詩も素敵で、紫煙のなかで幾度となく涙しました。当時はレコードが擦り切れるくらい毎晩聞いていました。このあとのアルバム「夜のフランソワーズ」も素敵ですね。ジャケットデザインが彼女のイメージを見事に表現しているようです。私にとってアルディは70年代後半の永遠の象徴です!
アルディの最高傑作 ★★★★★
私ごとだが、73年にLPを買って以来ずっと聴き続け、輸入盤CDを買い、そして国内盤を買った。“アンニュイ”という言葉がこれ程しっくり来るアルバムは他に無いが、シャンソンなんてジャンルに捕らわれないお洒落さにも満ちている。ヒット曲は収録されていないけれど、ジョルジュ・ムスタキとのデュエットを含め、ラストまで統一されたトーンで押し切り、アルバムがひとつの作品(私小説)になっている。ただ、最後の曲にLPでは彼女のセリフが入っているんだけど、CDはカットされているのが残念。