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COケース・オフィサー (上)

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本
ブランド: 産経新聞ニュースサービス
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人物設定に無理がある ★★★☆☆
 
著者の作品だけあって最後まで一気に読ませる筆力はさすが。
ただ、あえて苦言を呈すると、人物設定に無理があった。
50歳をすぎた「燃え尽きた」男が14年ぶりに最前線で戦うのは
年をとりすぎているといわざるをえない。
 
また、伏線を張りすぎていて集中して読まないと
さっぱりわからなくなってしまうのも欠点。

まあ、こんな感想を持ってしまうのも
著者とその作品に期待しているからで、
次回作「瀕死のライオン」は改善されているので
読んでおいても損はないでしょう。
 
伏線がたくさんあり期待したけど。。。 ★★☆☆☆
作品構成として、前半で至る所で伏線と思われる描写が見受けられ、後になってどんな展開になるのか、と期待させられる。しかし、伏線自体が多いにもかかわらず、それらの謎解きが意外と拍子抜けするものに終わっている感があり、少なからず残念な印象だった。

上下巻に分かれていて、それなりの分量がある作品だが、全体のペース配分にも若干違和感を覚えた。主人公の過去に関する描写にかなりの比重を置いているのに比べて、本筋と思われるストーリの描写が駆け足気味であり、本末転倒に思えた。テロの舞台装置が大掛かりなのに、肝心のテロ実行犯と主人公らのチェイスが、行き当たりばったりで稚拙感が拭えない。

同時に、主人公を含めた主要登場人物についても、個々人の思惑、屈折した想い、そして野望が丹念に描かれている割には、その結末について、ありきたりの描写がなされているか、あるいは殆ど触れられておらず消化不良を起こしてしまった。

ペース配分を誤っている点があらゆる部分で響いてしまったように思える。

余りにも稚拙で泣けてくる ★☆☆☆☆
出版にあたって、校正が1回でも行われたのだろうか?時間軸に混乱があり過ぎ(前半の記述で2004年に発生した事件が、後半では2003年になったり。あるいは、外事課のNO2が突然官房長(警察庁のNO3)になり、以後、16年間官房長の地位にとどまっているかのごとく錯覚させるような記述など)。本筋以外のところでも、ミスが目立ちすぎ、興醒め。本論にいたっても、前半の回想が後半の内容にまったく結びつかず、ドタバタ劇で終わった感がある。ノンフィクションライター出身なのに、警察の組織、部隊運用に関する記述がでたらめで、白けてしまう。非常に残念。本書をテロ・ハンターにささげるとあるが、かえって、冒涜していると言わざるを得ない。
本当にこれってフィクション? ★★★★★
本当にこれってフィクションなの?と疑いたくなるような、そんなストーリーです。スケールも壮大(でも、実際に起きてもおかしくないような…)で、のめりこめます。
竜頭蛇尾 ★★☆☆☆
前半は、微に入り細を穿つ、息詰まる描写の連続で中東におけるスパイ工作の実態を存分に見せてくれる。いつもなからの麻生の本領発揮というところ。
ところが14年後という設定の後半になるととたんに失速。話が不死身のスーパーヒーローものになり、ドタバタまっしぐらの結末。

何でこんな話にしたかね。田舎警察で腐っていた五十間近のオヤジが2度と現場に戻れるわけはないだろに。
警察庁警備局長がこういうオヤジスパイを使うのは何か裏があり、その警備局長も知らない裏の筋書きがあり、さらにそれを操る巨大な陰謀があり、というような二重三重のどんでん返しを期待したのに。。。

こんな、ど真ん中まっすぐで、思い切りはずして、これから大丈夫なのか、麻生。