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Execution: The Discipline of Getting Things Done

価格: ¥3,429
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: Currency
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「実行」だけは自分でやるしかない ★★★★★
ビジネスでうまくいかず諦めそうになっている人に、諦める前に読んで欲しい一冊です。

「戦略戦術を十分練った後は、それを実行に移すかどうかが成功の鍵だ」と言う、
シンプルだけど強力なメッセージが伝わってきました。

なぜなら戦略戦術などのリソースは既に世の中にあり手に入る。しかし「実行」だけは
自分自身が始めない限り、訪れない。

多くの企業の失敗原因がここにあるそうです。私も同感しました。陽明学で言う
「知行一致(ちごういっち)」ですね。

そして「実行」と言うキーワードで多くの成功例、失敗例が紹介されており、活用度が
高い一冊です。

アメリカの本はボリューム満点ですね。アメリカのビジネスマンはこんな厚い本を
持ち歩き、スタバで読んでるのでしょうか、脱帽です(私は読破できませんでした)。
脱パワーポイントマン ★★★★★
実行に移されない計画は無に等しく、絵に描いた餅となってしまう。仕事柄多くの無意味な計画を作ってきた自分を戒めた一冊。パワーポイントだけにまとめていくら説明して自己満足に浸っていても、実行に移されない計画を作る人はパワーポイントマンと呼ばれてしまうのだと思う。実行の大切さを痛切に感じさせる本であると思います
計画を実行できる経営者の秘密 ★★★★☆
 企業を経営するにあたり、計画と結果のギャップが生まれるのは何故か。そこには、実行が必要だ。
 実行とは何か。どのような要素が必要で、中核となるプロセスは何か。ハネウェルの経営者ボシティ氏とコンサルタントのチャラン氏の2人の対話などから、実行についてが語られる。

 実行とは計画を絶えずフォローし続けながら、責任者との対話により解決策を生みだし、かつそのコーチング過程で人材育成を行う一連のプロセスだという主張である。

 実行に必要な要素としていくつか挙げられているが、とにかくリーダーの条件として次のリーダーを養成する、あるいはリーダーを養成するプロセスを生成することが求められている。また、成果を上げるためには、人材・戦略・業務の3つのプロセスが完全に連動していることが重要だ。

 今の自分から見るとかなり高い視点から考えることを要求されたが、人材採用・育成・戦略計画・業務実行に人事部門も密接に絡ませることが大前提というアイディアが理解できた。ただ、その人事プロセスに退職も1つのオプションとして堂々と入っているあたりが米国風である。
きわめて深く高いレベルで極めて実践的なことが、たくさん書いてありました ★★★★★
いろいろな経営の本を読みましたが、この本は、深く高いレベルで極めて実践的なことが、たくさん書いてありました。

経営の仕事をしている人やしていきたい人は、これは必読の書だと思います。必ず仕事の役に立つと思います。

僕の周囲で仕事の出来る経営者層の人たちは、この本に書かれていることをそれぞれみなさんすべてではないにしろ一部実践しているなあと思いました。

戦略・人材・業務の3つのプロセスのそれぞれの定義とその関係について、非常に勉強になりました。

■部下のマネージャーへの手紙
1.顧客を深く理解しなければならない
2.シックスシグマやデジタル化などのイニシアチブを導入して、絶えず業績を向上する方法を見つけるように。
3.つねに現実から離れないように、真実を見る目を失わずに、研ぎ澄ませておくように。物事をありのままにみる。こうであってほしいと思う願望で見ないように。
Execution,失われて久しいもの ★★★★☆
 創造、変革、戦略、現場力、構想力。様々な経営に関するコンセプトがある。ただ、何につけ「実行」されなければビジネスでは価値を生まない、間違いなくこれは言えるだろう。本書は、企業経営・組織における実行“Execution”を主テーマに据えた一冊、名物経営者ラリー・ボシディらしい経営感が随所に伝わってくる。

 本書で語られる実行は、経営トップによるコーチングの連鎖を端緒として実行と業績へのコミットをカスケード式に求めていこうという考え方。トップが実行へのコミットを示しコーチングを施し、更にその実行へのコミットとコーチングの連鎖が下へ下へと伝播していく。「口をすっぱくして言っているのにやらない」というひきこもり症の経営者とは異なり、相当のコミットがなくては実行できないことは間違いない。
 また、コーチングの過程では、トップ自らが工場や販売の現場へも降りていく。「現場との意見交換」とは名ばかりの物見遊山ではない。実際に、現場のコミットを引き出し、その場で意思決定することもある(この当りは、『GE式ワークアウト』(日経BP社)に詳しい)。また、こうした降り立つ過程で、次代のマネージャー層を発掘し鍛え上げ、リーダーシップ・パイプラインを築いていくのだ(パイプラインの考え方は『リーダーを育てる会社つぶす会社』(英治出版)に詳しい)。
 また、本書で示される「7つの原則」は、実行を文化として根付かせるための経営者としてのスタンスが整理されている。

 ラリー・ボシディと言えば、「社員の雇用を保障するのは、会社ではなく市場と顧客だ」という名言を垂れた御仁、座右の一言。
 カルチャーが変わらないと実行が変わらないのか、実行していく過程でカルチャーが変わるのか。チャンドラーが示した戦略が先か組織が先かという命題と同様に、このチキン=エッグの関係の正否はなかなか解き難いものがある。ただ、間違いなく言えるのは、サメが泳がなければ死んでしまうのと同様、企業が戦略や施策を実行しなければ否応なく死んでしまうことだ。正しい戦略も重要だが、実行の文化もまた重要なのだ。