図書館で、スクラップブッキングの本を一気に6冊借りてきた中で、この本が
「一番高くて」「一番薄い」でも「一番使えそう」と思いました。

他の本は980円くらいで結構厚みもあるのですが、何人もの作家の作品集であり　また
テイストもちょっと古いイメージだったのですが、この本は一人の作家が
テーマ別に作っているので　解説に一貫性があります。

また、どういった道具が必要なのかとか、レイアウト集（他の本にはなかった）も
まとまっていて見やすかった。6冊読んでわかったことは、スクラップブッキングは
本だけではなかなか進まないものだということです。本一冊で全て解決するような
ものはあまりなさそうなので、「アイデア集」として手元においておく一冊というのが
あればそれでいいのかもしれません。そうなると、この本は参考書として持っておくの
に良い本だと思いました。

レイアウトパターンのスケッチと、それをもとにした作品。作品はどれもすっきりとセンスよく、こんな風に作ってみたいと思う。
一応の作り方の手順、よく使うテクニックは乗っているけれど、私を含め全くの初心者は、これ１冊ではちょっとつらい。もう１冊、初心者向けの本が必要ではないでしょうか。
でも作品は好みなので、この本を参考にこれから作ってみたいと思っています。