この本を読んでみて、お茶というものがその時代その時代で変わることなく、日本で受け入れられてきたことや今の日本でも自然体で受け入れるような姿勢が大切なことが、淡々とした千玄室氏の語り口ですーっと入ってきました。
このような先人の思いを知る事で、こころの豊かさが、経済的な豊かさより大切なことをひとりでも多くの日本人がわかる事で、日本の閉塞感は少しでも解決していくのではと感じました。 お茶のことを知らなくても興味深く読むことが出来ました。