定番モノ
★★★★★
本書はすでに作曲家の方にはあまり必要ないかと思います。
しかし、作曲家を目指す方、作曲を勉強したい方には必須の本だと思います。
内容を理解するには独学で大丈夫だと思いますが、実習は添削されないと難しいかもしれません。
和声の基本を勉強したい方は先の2巻含め、この1,2巻がピッタリだと思います。
独学者にも最適
★★★★★
ほとんどの和声学の教科書は独学には使いにくいと感じるのですが、このシリーズはステップバイステップで学んでいくことができるので、
無理なく理論が身に付きます。
はじめのうちはバス課題ばかりなので、ソプラノ課題に取り組むときに壁があったり、使用している和声記号が独自のものだったりしますが、
それらはこの本の利点を打ち消すほどのものではないと思います。
初めて和声を学ぶ人へ
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和声の正しいつけ方、そして、和声全般について勉強していくとき、まず頭に浮かぶものに、和声学、いわゆる古典和声学という学問がある。この古典和声学というのは、古典的な意味での正しい和声のあり方がひとつのルールとして完成されたものだ。したがって、この古典和声学に従って忠実に和声をつけていくと、古典音楽として正しい和声の進行と音の列ができることになる。ここで気をつけてほしいのは、まず最初に古典和声学という和声の進行や音の進行のルールが先にあって、バッハやハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどの古典音楽の巨匠たちは、そのルールにのっとって曲を書いたのではない、ということだ。それとは逆に、それらの巨匠たちの古典音楽がなぜ美しく聞こえるのか、なぜああいう風に響くのかということを、あとから分析してみたら、そのようなルールがあったという順序なのだ。要するに、古典和声学のルールというのは、いわゆるドイツ的な音を書くためのルールと理解すればよいだろう。皆さんが、古典和声学を勉強して、完全にそのルールにのっとって音楽を書くと、非常にドイツ的なクラシカルな音楽ができあがることになる。だが、皆さんが、この現代において、現代の歌、現代の音楽を作る場合、この古典和声学に完全にしばられる必要はない。むしろ、あまりに古典和声学のルール通りの音楽を作ると、現代の人の感性、および社会的な背景から遊離したものができあがるかもしれない。しかし、一方でこの古典和声学のルールというのは、音楽の美しさの普遍性を持っているものであるから、音楽の勉強の基礎、そして、ある程度の常識として、知っておく必要はあるわけだ。いってみれば、目立たない存在ではあっても、建築物の土台となる基礎工事のようなものだ。最終的にはその旋律に対し、どのような和声をつけていくかは、皆さん自身の感性が決めることだ。
作曲家を志す人は当たり前
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和声は作曲を志す人は絶対身につけなくてはならない。規則がやかましいとか言う人は駄目だ。何も音楽を理解できてない。音楽家は勉強が好きじゃないと務まらないと思う。本来和声はレッスンなしで完璧に自分のものにするのは困難なのだ。よほど音感が鋭い人は別だが。
作曲を学ぶ人には必須
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役に立たないという意見があがっているが、音楽について何もわかっていない人はそう感じるでしょう。しかし、日本の中でこれほど画期的に学べる本はないと思う。内容は多少難しいがこのシリーズ3冊をしっかりマスターすればかなりの和声技術がつく。残念なことに、ほとんどの人が1冊目で根気が続かず投げ出してしまう。使う人の根性が試される本だろう。
万年床
★★★☆☆
所謂,芸大和声。和声理論の定番本。1~3まであります。これの他に問題集も用意した方がいいかな。
大学で使用、すぐに見つかりすぐに届き助…
★★★★★
大学で使用、すぐに見つかりすぐに届き助かりました。
とてもわかりやすく、無駄の無い本です。…
★★★★☆
とてもわかりやすく、無駄の無い本です。
2.3も購入予定です。