PowerDirector 11には映像データ内のシーンを自動分析するコンテンツアウェア編集機能が新たに実装されました。パンやズーム、映像データ内の人物の顔認識など、撮影した映像の内容を分析して表示することで、大量の映像データの内容を短時間で把握することができます。また独自技術 TrueTheater® を利用して、輝度や手ブレを数クリックで補正することができます。
PowerDirector 11 は家庭用 PC 向けビデオ編集ソフトとしては初めて フル HD ビデオに加えて、次世代 HD 映像である 4K 解像度のビデオをサポートしました。最大 4096 x 3072 ピクセルサイズの 4K 解像度の映像データを取り込んで編集、動画ファイルとしての書き出し、ディスクへの記録が行えます。
PowerDirector 11 の新しいデザインスタジオには、タイトルデザイナー、PiP デザイナー、パーティクルデザイナー、メニューデザイナーの4つの新しいデザイナーツールが付属しています。映像に字幕を組み合わせる演出を編集するタイトルデザイナーでは、字幕の表示、フェードアウトの動作を変えたり、字幕に最大4色のグラデーションを施すことができます。メニューデザイナーではレコーダーやプレイヤーで再生できる DVD やブルーレイが始めに表示するチャプター画面にオリジナルの写真や BGM を追加するなどの編集が行えます。
ビデオレンダリングエンジン TrueVelocity® 3 はマルチ GPGPU をサポートします。HD ビデオのレンダリング時にグラフィックカードのハードウェア支援を利用し、PC の負荷を下げて高速で処理を行えます。64bit OS へネイティブ対応
PC に搭載されたメモリーを大量にソフトウェアへ利用可能な 64bit OS。
PowerDirector 11 ではエンコード(動画形式の変換)についての改善も行われました。特にインターレース方式で記録されたビデオについては、動きの速いシーンに発生しがちな横方向へのノイズを低減させ、 綺麗な見やすい映像へと変換が可能となりました。また家庭用 PC 向けビデオ編集ソフトとして世界で初めて 3D 映像方式の AVCHD 1080/60P に対応しました。