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潜水艦攻撃―日本軍が撃沈破した連合軍潜水艦 (光人社NF文庫)

価格: ¥756
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光人社
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木俣さん好著の一つでしょう。 ★★★☆☆
日本の護衛戦力がどれくらい連合国の潜水艦を沈めたのか?木俣さんの書はマイナーな艦艇を取り上げた場合、分かりやすい説明とあいまって好著が多いように思われる。

この本では日米英の公式一次資料を長年に掛けて対照しながら具体的に日本軍の行った対潜水艦戦闘が非常に分かりやすく説明されてる好著ですね。海軍物の中ではどちらかといえば地味な存在であり、通説では役に立たなかったと散々言われた海防艦も活躍した事例が数多くあることを紹介している点は非常にすばらしい。これまで海防艦など対潜作戦については「海防艦戦記」という非売品のもの凄い高価な本しかなかったので一般に手に入る資料として重宝するのではないでしょうか。
地味な戦いに光をあてた戦記物 ★★★★☆
 菊の御紋をつけた連合艦隊主力艦の海戦が表舞台とすれば、これは地道な日常の海戦だ。漁船改造の駆潜艇や商船改造の軍艦が、連合国の潜水艦狩りに従事する。派手な海戦史とは別の地道な戦い。支援航空機が発見し、60キロ対潜爆弾で攻撃。駆潜艇や海防艦を誘導して爆雷でとどめを刺す。海上に浮かぶ油紋を目視して発見する。

 潜水艦の最後もあわれだ。隠密行動を旨とする状況と、その出口が少ない形状から、撃沈されるとほとんどは、全員戦死か行方不明だ。人知れず戦い、人知れず消えて行く。

 地味な戦いに光をあてた戦記物。米軍の潜水艦は、主に通商破壊任務を行いながら、結局は、日本の戦艦、空母、巡洋艦も多数撃沈している。敵主力艦を狙ったが、劇的な戦果を上げられなかった日本潜水艦と比較して、かなり活躍したことは皮肉でもある。

 そんな米軍潜水艦と地道に対決した、日本の対潜部隊の活躍に光をあてた作品だ。