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外国人が見た近世日本 日本人再発見

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 角川学芸出版
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日本人の魅力 再発見 ★★★☆☆
国外の人がみた客観的な視点って大切ですね。
この切り口が新しく思えて手に取りました。

様々な記録が凝縮されていて、非常に興味深く読みました。
冒頭にもあるように、記録を元にした分析はまだまだと思いました。
ぜひ分析を進めて続編を出版して欲しいです。

本を読んでいくにつれて、当時の日本人の素直さ、誠実さ、無邪気さ
そして礼儀正しい姿に非常な好感をもてました。
同時に、本当に同じ日本人なのだろうかと、
現代とのあまりのギャップに少し残念なような、悲しいような気がしました。
良書なので廉価版の出版を願う ★★★★☆
学術書ではあるが、実に平易な文章で、
興味深い事実が記されている。
オランダ商館長やルイスフロイス
イザベラバード、フランシスコザビエルなど
の見た日本。

日本人の自殺感。
殉教と殉死の共通点
刑罰の主体が主君ではなくイエにあったことなど、
新発見が満載だ。。

よって一般の人が気軽に買える
廉価版の発売を望むものである。

その方がペイするよ。
読みやすくて面白い。 ★★★★☆
日本人が外国人から、どのように考えられていたのか知ることができる良著。

ややもすれば、自国のことを卑下しがちなところが日本人にはあると思う。
欧米諸国に対するコンプレックスのようなものは今現在においても確認されるだろう。

しかし、特に江戸時代に入ってから、諸外国に日本はかなり高い評価をされていたことがわかる。

好奇心が旺盛で、学習意欲が高く、新しいもの柔軟に取り入れるという慣習は
当時から伺うことができる日本人の特性であったことが明らかにされている。

本書は、日本はもうだめなのでは?という雰囲気が少なからず蔓延している現代社会
において、もう一度我が国のあり方を考える機会を与えるだろう。
そして、読者をして、世界に通用する民族として自信と誇りをもっていいのだということを
再発見せしめるだろう。
外国人にどう映るか、近世以降の日本人としてどうしても気になる原点の良質な記録簿 ★★★★☆
4名の著者が各稿を分担。ただ、各稿の連続性は必ずしもない、各稿完結型である。まずキリスト教が近世支配層にいかに受け入れられたかの非常に分かりやすい説明が当時の外国人(主に宣教師)の文書記録を参照して述べられている。これらの資料から当時の武士社会の思想と合致していた故に急速に伝播した姿が理解できる。これは明治から昭和初期にかけてキリスト教が先ず上層、知識階層に受け入れられ、逆に、その為か諸外国とは異なり未だ一般的社会に浸透できていない事情と重なって見える。第3稿で19世紀東南アジアにおける位置付からの説明があり、欧米対日本という比較に馴れた読者として興味をひかれる。アイヌ、琉球も含めた記述は新鮮。思わず苦笑するのは近世武家政権の官尊民卑と人員過剰な不効率な行政組織についての明治の外国人の指摘の下り。ここは著者が世相を反映して触れたのか従来からの指摘なのか分からぬが、そうかこれは歴史的経緯があり、今も変わらないなと妙に納得させられる。日本人再発見との副題であるが、むしろ再確認というに適切かつ豊富な資料を提供してくれる。賛否はあるのだろうが、著者の解釈をむやみに押しつけない一貫した語り口は好感が持てる。日本人が大好きな比較文化論。一読の価値あります。