入門本としては最適かも
★★★★★
タイトルどおり、あくまでも入門者向けです。
基本手筋が300問、次の1手形式で出題されています。
チェスに関して駒の動かし方くらいしか知らない、
もしくは、全く知らない状態から興味を持って、
日本語で書かれた手軽に手に入る入門書を読んでみた、
といった方々には、おそらく簡単に入手できる本の中では
最適な一冊の一つだと思います。
将棋に比べて、圧倒的に遠距離多方面攻撃型の駒が多い
チェスですから、将棋をある程度指せる方が気まぐれで
チェスをやってみようと思ったときに、最初に手にとる
本としても良いかもしれません。
この本を読んでから、ヤフーUSAでの勝率が若干上がりました。
でも、この本だけでは、まだまだレートは低いままです。でも、
読んで良かったと思える本でした。
ちなみに英語力ですが、中学生程度の読解力と辞書があれば十分です。
本題たる中身はただ単に問題図があるだけです。回答の解説も、簡単な
短文です。序文とチェスのルール説明、あとは駒の位置の記録方法に
ついての説明に長文がありますが、序文以外は日本語で書かれた他の本
でも内容は同じことが書いてありますから、何らかの日本語で書かれた
チェスの本が手元にあるなら、それが読めなくて困ることはないです。
初心者向け
★★★★☆
チェスを始めたばかりの人が戦術などを勉強するのによい本。
冒頭は、チェスのルール、戦術、メイトについての説明があります。
英語も平易なものですし、図が沢山あるのでわかりやすいです。
その後は、一手の問題が300問あります。メイト問題が67問、後
は戦術の問題です。項目ごとに別れているわけではないですが、最後
に各問題がどのような問題なのかを分類したINDEXがついていま
す。(FORK・MATE・OVERLOAD…等)
また、答えの部分に簡単な説明がのっているので、問題を楽しみなが
らチェスのルールが理解出来ます。
小難しい事を書いた本ではないので、これからチェスを始めるという
人がチェスの楽しさを知るのによい本だと思います。