裏のしあわせ
★★★★☆
映画本編に対しては☆3つなのですが、
コメンタリーがヒッジョーに面白く、
一本のDVDというカテゴリで見れば、
かなり満足できる内容でした。
オダギリ君と麻生さん・・・となると、
すぐに思い浮かぶのは時効警察のコミカルな印象。
ただ、二人ともオシャレでクールな雰囲気があるので、
撮影裏では全く違うのかな、なんて想像していました。
ですが、岩松監督を交えてのコメンタリーはもう爆笑!
オナラの話から、紙を食べる話・・・ヨン様云々などなど、
ただの作品解説にとどまらない、もう一つの本編。
まるで彼らと一緒に、談笑しながら鑑賞しているような気分を味わえました。
麻生さんが映像を見返しながら、
「このシーン好き」と、よくおっしゃっていました。
とても感覚的な意見で、女性らしい審美眼だなと思います。
ラストシーンにおける説明的な解釈なんて、ヤブヘビのような気がします。
こりゃなんとも。。
★★★☆☆
息子の結婚を望んで止まないはずだった父は、多少、というか大分、女癖が悪いようだ。
息子も息子で、自身の幸せを間際で簡単に投げ捨て、父との関係を継続させるべく逃避行を決め込む。
何だかんだで母、もしくは妻の幻影を追いかけ続けている父子の物語なんじゃないだろうか。
岩松了の持つマイノリティ具合が際立つ作品だが、ラスト10分で、それまでに保っていた「日本映画らしさ」を見事に破綻させていると思う。終始、起伏のあまり無いストーリーで描き切る方が観てる我々は安心できるし、また、この作品も佳作以上のものとして記憶されたであろう。
しかし、岩松了はそれを良しとはしなかった。
その辺りの意向を汲み取れるか否か、がこの作品の評価の分かれドコロか。
それにしても、オダギリジョーは変幻自在だ。
大竹しのぶの下世話っぷりも目を見張る。
小林薫の胡散臭さは、彼の持つビジュアルの為せる業か。
時効警察なんかを想像してると、かなり痛い目に逢います。
大人の映画
★★★★★
いろいろな人生(特に結婚)を経験したものにとってはよくわかる
ちょっと笑いのある大人の映画です。
若い人が観てもこの映画の魅力はわかりづらいかもしれません。
いろいろ経験してる人のほうが面白く観れる映画だと思います。
恋愛に対する構え
★★★☆☆
仲のよい母親と娘のような「父親と息子」の
それぞれの恋愛観を描いたほのぼの作品。
互いになかなか自立できない親と子。
その親子関係がユーモラスに描かれている。
主題は現代の結婚適齢期男性の不甲斐なさか、
それとも友達のような親子関係の揶揄か。
はたまた、愛をうまくつかみ取るためのヒントか…。
パートナーを見つけることは、ダンスに似ていて、
片方が踊っていても、もう片方が手を取らなければ、
音楽ばかりが流れさり、曲が終了する。
また新しい曲が始まっても、手を取らなければ同じことの繰り返し…。
なかなか手を取れない人がいる中、
いきなり現れ、簡単に手をとり、踊り始める人たちもいる。
そんな様々な恋愛に対する構えを考えると、
何もかもを投げ出したくなるのもわからないこともない。
原田芳雄が演じる母親のようなおやじ像と、
オダギリジョーの普段とは異なる真面目キャラが光ったが、
作品のエンディングがいまいち説得力に欠けた。
ただ、現代の男たちに強いメッセージを伝えたい作品であるように感じた。
俺もつまらなかった
★★☆☆☆
なんで★少ないか、残念だけど分かったよ。
こんだけの豪華キャストなのに、このクオリティってさ、ふざけてるの、それともバカにしてるの…?っと思ったよ。
あぁ、今ゲオで100円レンタルやってるけど、その100円すら、無駄にした感じです。
でも、これ読んで勘違いして欲しくないのは、オダギリジョーさん、麻生久美子さん始め主演者、わたし個人的には、大好きです。
だから、残念感も人一倍って感じです。
時効警察の延長?
★★★☆☆
オダギリジョー/麻生久美子という配役から、時効警察の延長という感は否めない。エンディングは、ちょっと謎です。
たみおのしあわせ
★★★★★
レンタルで観たが面白い一枚欲しくなる一本オダギリと麻生コンビも久し振り笑えた。