英文履歴書の書き方―A Resume & CV Guide
価格: ¥2,310
英文履歴書を書くにしても、外資系企業に転職する場合、海外に就職したい場合、アメリカ文化圏、イギリス文化圏のどちらを目指すのか、何の職種に応募するのか、などによって違う。また、求人していない企業に応募したり、内定を断ったりと、想定外のことが起きるのも転職活動だ。
本書は、外資系企業や海外の企業への就職、転職の全過程において、そうした個人のさまざまな事情や状況に細かく対応しようとする配慮がうかがえる1冊だ。
表題の英文履歴書の書き方の部分は、職種別の文例のほか、辞書機能もわかりやすく分類され、学歴や職歴の表現例も豊富。アメリカ式、イギリス式と分けて説明されているものは珍しい。イギリス式の履歴書が、性別や扶養家族の欄があるなど、比較的日本の履歴書に近いことを知る人は少ないだろう。
また、求人情報の収集方法については、かなり詳細な情報が掲載されている。ただ「こうしよう」という方法論が述べられているだけでなく、国内、海外の求人サイト集や内外の情報を集めるための図書館、情報センターリストなど、思い立ったらすぐにでもアクションを起こせるような作りになっている。
国別のアプローチ法に言及している点も興味深い。著者がアメリカ、イギリス、アフリカ、アジアの国や地域で15年半の在外生活を送った経験が生かされているのではないだろうか。(入倉由理子)
アウトラインの悪さから少し読みにくいが中身は充実している
★★★★☆
字が詰まっているため少し読みにくい印象を受ける。ただし、その中身はかなり充実している。英文履歴書作成に当たって7,8冊読んだこの手の本の中では役に立つ本であった。
とても分かりやすいの一言です!
★★★★★
今回、英文履歴書を書く機会ができたので、この本を図書館から借りてきたのですが、アメリカ式のResumeだけではなくイギリス式のCVまでをもカバーしているのがとても嬉しいです。しかも、かなり細かな情報が網羅されておりとても優れた1冊だと思います。他にも英文履歴書に関する本を3冊借りているのですが、この本が一番いいものでした。