試合中に選手に指示を出し、チームを勝利に導くべく戦っていく。単に監督になれるだけでなく、エースで4番のプレイングマネージャー(選手兼監督)になることも可能。プレイヤー自らがプロ野球選手として活躍し、チームに貢献できるわけだ。用意されている12球団に関しては、所属選手などすべて実名。各選手にはち密なデータがあり、たとえば投手なら、投法、タイプ、持ち球、決め球、切れ、制球力、球速、持久力、回復力の9パラメータが存在する。もちろん、各選手のデータは簡単に変更でき、実際のプロ野球の今シーズンの活躍に応じて、選手の能力を調整するといった楽しみ方もできる。
ほかにも、デフォルトチームをエディットしてオリジナルチームを作れたり、セ・パのリーグ枠に関係なく在籍6チームを自由に変更し、自分だけのリーグを設立しできたりと、幅広い遊び方ができる点も見逃せない。アクションタイプの野球ゲームではない点も考慮すると、野球ファンなら誰でも楽しめる作りといえる。(野村一真)