アダムスキーさんは、きっと心優しい平和主義者なんでしょう、この世界に対する嫌悪感と危機感、夢へと馳やる気持ちが、未知との遭遇を産み出したのだと思います。完全なる調和とハーモニー・・・、事件の真偽よりも、現実をプロセス抜きに異世界へ移行させようとした無理を感じます。途中までは「なるほど」と合点しながら、その後、なんとも言葉にできない不安と昇華できない違和感を覚えました。彼の説く「恐怖」ではありません。現実を本当に受けとめて、葛藤した後に、真理を感じるのが人間のドラマだと思います。

彼は、自身で説明した言葉の自己矛盾に気づかなかったのでしょうか。「因」を現実に透視していなかったと思われる箇所が多々あります。「真理」の部分で説明した事を自身で覆している。

また、彼が説くように、高度な知性を持っている異星人と遭遇したなら、彼らは写真とか実体験を説明するより、その波動そのものを伝えて欲しいと願ったでしょう。
次元の違う異星人や、宇宙に住む人の存在はあると感じますが、この方法では伝えられないでしょう。

人が考えうる以上の、大自然の哲学。
・・・であり、人間だからこそ、実現できる夢であることを語る、哲学なのかもしれません。

人間のこころの支えとなる、バランスの取れたこんな基盤は、アダムスキーの情報でこそ、読めるものなのでは。

過去の高度な文明に対する、詳しい情報も、「宇宙哲学」の特記すべき内容のひとつですね。

学校でも、社会でも、親類でも、教わったことの無い、この考え方に、私は、いつも、注目なんです。（笑）。

→よっぽど、役に立ちましたから！！！（★★★）。

アダムスキーが伝えたかったことは、本書において、シンプルに、直接的に、確実に、記述されています。

自分以外の考え方はサイキックであると規定することはナンセンスです。
アダムスキーの血脈相承をなのり、他との差別化を図るなどは意味がないことです。

この著作によってはっきりとアダムスキーの思想が読む人すべてに語られています。