パターン
★★★★★
建築物や街をつくるときの指針、アプローチを「パターン」という形式で記述し、パターン間を細かく関連づけてカタログ化した本。マクロなもの、ミクロなものと、数多くのパターンが掲載されており、パターン間の関連を遊泳すると、個々のパターンだけ見ていても分からないことが見えてきて、「なるほど」と思わされることがしばしば。私は建築の分野の人間ではなく、Alexanderのパターンに影響を受けた「ソフトウェアパターン」が提案されたことがきっかけで読みました。異分野の人間にも十分に理解できる記述なので得るもの大でした。