試合中のヒーローの動きもじつにリアル。精巧なモデリング処理を行っており、ファン納得の動きをしてくれる。そして、WWEの演出をみごとに再現している点もこのゲームのウリのひとつとなっている。登場する各レスラーの人間関係は、ゲーム内でも関連していて、テレビと同じ演出ストーリーが随所に盛り込まれている。入場中の乱闘やリングの外での闘いなど、おなじみのハチャメチャなプロレスを楽しむことが可能だ。
おもしろいのは、キャラクターをカスタマイズできるエディットモードというもの。身体のパーツが500以上、技を200以上用意。さらに、凶器の椅子や机からトレードマークのサングラスまでエディットしてレスラーに装着させることができる。WWEマニアなら確実に買いのタイトルといえるだろう。(杉山和彦)